ハーマンミラーが伝授する快適な仕事環境 ―マイクロソフトと共同キャンペーン実施

先週水曜日、六本木ヒルズ内にある会員制ライブラリー「アカデミーヒルズ」において開催された、ハーマンミラージャパンと日本マイクロソフトが主催するイベントに参加&取材してきました。

通常の記事だとイベントの流れを追って…となるところですが、ガジェ速らしく、個人的に気になったポイントを含めて最適な仕事環境を構築するための方法をご紹介していきたいと思います。

『ハーマンミラー×マイクロソフト』という組み合わせは、一見すると異色のタッグに見えますが、マイクロソフトといえばマウスやキーボードなどのハードウェアメーカーとしても有名。人間工学に基づいたエルゴノミックキーボードなどを多数リリースしています。

一方のハーマンミラーは米国の家具メーカー。アーロンチェアに代表されるように、オフィス向けの商品も充実しており、オフィスにおける最適な仕事環境を構築するための研究も進められています。それらの二社がタッグを組んだというわけです。

そもそも、ハーマンミラーと日本マイクロソフトの共同キャンペーンは4年以上前から続いているもので、今回もハーマンミラーの対象商品を購入したユーザーに先着順で、マイクロソフトの人間工学に基づいたキーボード&マウス製品がプレゼントされます。

マイクロソフトの変形キーボードは、とりあえず1週間我慢らしい

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Credit : Microsoft

お店で上のようなキーボードを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。マイクロソフトは “普通の” キーボードも数多く発売していますが、上画像のような人間工学(エルゴノミック)に基づいたキーボードも作り続けています。ちなみに上画像は最新モデルの「スカルプト エルゴノミック デスクトップ」。

さて、管理人(筆者)はつい2週間ほど前にキーボードを新調する機会がありました。ヨドバシカメラの店頭で上画像のキーボードを見かけましたが、包み隠さず明かすと「見ただけでスルーした」というのが実際のところです。

正直に言って、真っ先に出てくる感想が「使いづらそう」「正しいタッチタイピングが出来ない管理人には合わないのでは?」といったもの。というわけで、ライバル(!?)L社のワイヤレスキーボードを購入するに至ります。

しかし、このキーボード。イベントで登壇したマイクロソフトの北川 美由紀氏の話を聞けば聞くほど欲しくなってしまいました。というのも、徹底的に人間の自然な姿勢・体勢に適した設計がなされたキーボードなのだそうです。

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日本マイクロソフト・北川 美由紀氏

ここでワークショップの事例を一つ紹介します。

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saihiroさんに腕をお借りしました!

みなさん、試しに座った状態で机の上に両手を差し出してみてください。机に対して完全に垂直にはならずに、上画像のように『ハの字』を描くような形になるはずです。一方で、一般的なキーボードは直線的な作りで、人間の自然な腕の開きとは異なることがわかります。この『ハの字』に合わせた角度がキーボードに付与されれば、肩や腕への負担がグッと減ることに…。

さて、ここまで書けば気づいた方も多いはず。スカルプト エルゴノミック デスクトップは、『ハの字』に合わせて12度の角度が付けられています。だから無理やり肩や背中に力をいれずに、自然な形でタイピングできるという仕組みです。中央の切れ目は12度の角度を付ける為のものだったのです。

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その他にも、指の長さに合わせた「フィンガーカーブ」、手首の可動域に合わせた「コンフォートカーブ」「ドームカーブ」などが組み合わさっています。その結果、一見すると使いにくそうに見えるキーボードが出来上がったというわけです。

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Credit : Microsoft

北川氏によると、このキーボードは慣れるのに「1週間程度の時間が必要」とのこと。やはり見た目通り慣れを要するものですが、(個人差はあるとおもいますが)1週間程度我慢して慣れてしまえばその後は快適な仕事環境が得られるはず。まるで、初めてスマホに触れた際のフリック入力のようなもので、従来の50音入力に慣れていた人が1週間程度フリック修行を積めば、快適なスマホライフが送れるのと同じようなものかもしれません。

しかしながら、管理人はタッチタイピングの際の正しい指の配置ができない『独自タイピング』が癖になっているので、そういった人にマッチングするのか否かは謎なところ。となると俄然試したくなってしまうのがガジェオタというもので、独自なホームポジション(フィンガーポジション)の管理人が1週間後にどうなるのか試してみたくなりました。

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Credit : Microsoft

ちなみに、約1週間の慣れ期間が嫌な人向けのモデル「スカルプト コンフォート デスクトップ」も用意されています。ただし、前述の――エルゴノミック――の方が人間工学設計的には上回るとのことです。

ハーマンミラーが教える、最適な仕事環境

冒頭でも触れたように、超有名ワークチェアである『アーロンチェア』の製造販売を手がけるのがハーマンミラー。数多くのデスクワーカーの腰を救ってきたといっても過言ではありません。

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Credit : ハーマンミラー

前項の北川氏によると、マイクロソフトはすべてのワークチェアがアーロンチェアとのことで、「さすがマイクロソフトだなぁ」と思う一方で、一体どれほどの費用が…と夢のないことを考えていました。

さて余談はともかく、”最高の仕事環境” を構築するために研究を惜しまないハーマンミラー社。その日本法人であるハーマンミラージャパン社の福田 怜美氏が登壇して、誰にでもできる改善法を教えて下さいました。

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ハーマンミラージャパン・福田 怜美氏

福田氏によると、デスクワーカーがパソコンなどを使った作業をするのは1日に5~6時間ほど。これは睡眠時間にほぼ匹敵する時間になります。最近になって、最適な睡眠環境の構築がクローズアップされていますが、最適なデスクワーク環境の構築はまだまだといったところ。

まず、お金をかけず出来る方法は『定期的にリクライニングを活用する』こと。パソコンを操作していると、ついつい前傾姿勢の猫背になりがちですが、これが腰椎椎間板に最も負担がかかり、立位を100%とすると1.9倍の190%もの負担が椎間板にかかります。

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直角90度でも140%、軽くリクライニングした状態の110度でも105%ですので、座ること自体が体に負担がかかっていることになります。

画面の見下ろし視点が危険・ノートPCユーザーは改善推奨

正しいイスの使い方の次に紹介されたのが『ディスプレイの正しい高さ』について。福田氏によるとディスプレイは目線の高さにするのがベストであり、見下ろす形であると猫背になりやすいとのことです。

そうなると問題となるのがノートPCをメインに使うユーザー。

最近はノートPCの高性能化に伴って、従来のデスクトップPCをノートPCに置き換えるユーザーも多数存在します。ところがノートPCの場合はどうしても見下ろし視点になってしまうことに加えて、キーボードが横に短い(小さい)ために胸が閉まりやすいという、姿勢上のデメリットがあります。

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そこでどうすれば良いのか…というと、ノートPC自体をアームなどで持ち上げて目線の高さに持って行き、ワイヤレスキーボード&マウスを使用するという案が提示されていました。

PCというカテゴリ自体が、ノート・デスクトップ問わずデスクワーク用に設計された道具である以上、『目線の高さに合わせる』という行為はどうしても必要になるようです。

キャンペーン概要

取材に行ったからにはこれを忘れてはいけない!ということで、今回、『ハーマンミラー×マイクロソフト』が実施するキャンペーンの詳細をお伝えします。

基本はハーマンミラー社の対象商品を購入すると、先着順でマイクロソフトのエルゴノミックス製品がプレゼントされるというもの。

  • 「フローモニターアーム、ラップトップマウント」「エンベロップデスク」の二点を合わせて購入
    • 「スカルプト エルゴノミック デスクトップ」を先着50セットプレゼント
  • 「フローモニターアーム、ラップトップマウント」を購入
    • 「スカルプト コンフォート デスクトップ」を先着300セットプレゼント

エンベロップデスクの場合16万3000円(定価)ですので決してお安い値段ではありませんが、会場に展示されていた製品を試してみた限り、ハーマンミラーらしく使い心地は最高でした。特にデスクの前半分に緩い傾斜が付くことで肩への負担が大幅ダウン。

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デスクでペン物書きをする頻度が極端に減った今だからこそ、このようなデジタルワークに特化したデスクも良いものだと感じました。今使っているデスクが北欧組み立て家具メーカーのデスクなので、いつかは購入したいところです…。

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