NVIDIAは26日(米国時間)、同社が各ベンダー向けに提供している『タブレットプラットフォーム』の「Tegra Note 7」に対して、Android 4.3のOSバージョンアップを含むOTAアップデートを実施しました。

今回のアップデートでは、Android 4.3へのOSバージョンアップの他に、Always-On HDR機能の追加、DirectStylusのパフォーマンス改善、外部メモリへのアプリ等データ移動対応が含まれています。

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弊サイトでも以前、国内発表会の取材記事において「Always-On HDR」機能について触れましたが、おさらい程度に触れておくと、Tegra 4の強力な画像処理能力を駆使してHDR合成のタイムラグを “ほぼゼロ” にする機能です。

通常のスマートフォンなどに搭載されているHDR機能では、HDR合成に必要な明暗の画像を撮影する際にタイムラグが存在するため、動体を撮影するとブレてしまうという難点がありました。それを解決するのがこの機能です。

また今回のアップデートでは、スタイラスペンによる入力精度を高めるDirectStylus機能において、全体的な精度向上に加えて左手を用いた入力補助なども含まれています。

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タブレットプラットフォームというと聞き慣れない言葉ですが、NVIDIAがタブレット端末の基幹部分を開発してベンダーに提供する試みです。Tegra 3時代にはその試みを活用してNexus 7(2012)が誕生しました。タブレットの高機能化に伴い、部品選定や熱処理といった問題が頻出するだけでなく、大量仕入れしなければ価格競争で勝ち残れないという状況になりつつあります。そういった状況を打破する面白い試みだけに、今後の展開に注目が集まっています。

Tegra Note 7を利用したタブレット端末は、日本ではZOTACが展開しているほか、世界的にはEVGA、ADVENT、GIGABYTEなども端末をリリース中です。

ちなみに、Android 4.4の配布については現在スケジューリングを行っている最中とのこと。いずれ配布されると思われますので、ユーザーは期待して待ちましょう。

[Android Police]