米アマゾン、注文前に商品出荷するサービス検討中

米ウォール・ストリート・ジャーナル系「Digits」は17日(現地時間)、米アマゾンが取得した特許からの情報を元に、同社が「顧客が商品を購入する前に、商品を出荷するサービス」を検討していることが明らかになったと伝えています。もはや何を言っているのかサッパリ分からない…といった状況ですが、配送速度にこだわるアマゾンはかなり本気のようです。

BN-BD558_patent_G_20140117133548

米国特許庁

具体的には、ユーザーが商品を閲覧していた時間やマウスカーソルの滞在時間(例えば、購入ボタンなどの上で押すか・押さないかで迷っていたなど)、過去の購入履歴を元に「購入する可能性が高いか否か」を判断。まさにビッグデータの有効活用ともいえる仕組みを通じて、先読みで商品を出荷してしまおうというものです。なお出荷については、ユーザーが居住する最寄りのハブ(拠点)かトラックとなっています。

日本でもアマゾンの倉庫が増えるに伴い、大型商品やニッチ商品において「お急ぎ便」の効果が薄れつつあります。例えば、首都圏在住者が西日本に在庫がある商品を注文する場合、お急ぎ便であっても翌日配達といった状況が多発しており、ユーザーからは不満の声が挙がっていました。

仮に上記のシステムが採用されれば、在庫を流動的に動かしてお急ぎ便の効果を高める事が可能です。もちろん、推測の精度が極めて高いことが前提条件となり、精度が低ければ低いほど輸送コストがかさむだけに諸刃の剣そのもの。しかし、国土の広い米国ではハブ間輸送が日本以上に課題になっていると思われるだけに、今回のシステムがもたらす効果は大きいのではないでしょうか。

近い将来、注文してから30分で届く未来が訪れるかもしれません。

[WSJ]

ソーシャルシェア

著者

管理人

管理人

サイト管理をしています。

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます