台湾ハイテク系メディアDigiTimesは2日(現地時間)、上流サプライチェーンからの情報として、米アップルが開発する「iWatch」やクアルコムの「Toq」のような各ウェアラブルデバイスは歩留まりが悪く、各社はその製造に苦慮していると伝えています。その歩留まり率は約50%程となっており、その原因として、金属筐体表面の成形処理が難しいことを挙げています。

各種ウェアラブルデバイスはこれまでの端末以上に “身につける” という点で高い質が必要となっているため、部品メーカーへの要求レベルが高くなっているとのこと。さらに、アップルの製品規模ともなると大量生産が必要となるため、”質” と “量” を同時に満足させるハードルの高さが予想されます。

なお、情報によれば、今年2014年には、「アップル」「クアルコム」「ソニー」「サムスン」「Pebble」「カシオ」「ナイキ」「アディダス」「エプソン」「LG」といったメーカーがウェアラブルデバイスの発売を予定しているとのこと。

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注:非公式コンセプト

いよいよ、そうそうたるメーカーが発売に乗り出し、ウェアラブルデバイス元年となりそうな2014年。しかし、その製造には難も多く、開発に苦慮している様子が伺えます。特に “時計型” においては、ファッション感覚で身につける人も多いため、デザインや質を満足のいくものにすることはメーカーの必須課題になっています。

さらに、これまでに発売されたウェアラブルデバイスの売れ行きを見る限り、端末の使い道といった “ソフトウェア” 的な部分においても、魅力的なものを実現することに苦慮しているように見えるのが正直なところ。

そんな中、「これは買いだ!」と思わせる製品を初めに登場させるのはどのメーカーになるのでしょうか。注目の一年となりそうです。

[DigiTimes via AppleBitch]