米アップル、iWorkシリーズをアップデート ―多数の新機能を追加

米アップルは23日(現地時間)、Mac版/iOS版/Webブラウザ版のオフィススイートである「iWork(Pages、Numbers、Keynote)」に対し、機能追加やバグ修正を含むアップデートを行いました。

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画像はiOS版

今回のアップデートにより、すべてのバージョンでiCloud経由の共有ファイルをパスワードで保護できるようになりました。

Mac版では現行版へのアップデート時に削減されてしまった「ツールバーのカスタマイズ」が復活。とくにNumbersでは「AppleScriptのサポートの向上」、Keynoteでは「発表者ディスプレイのオプション強化」がなされたほか、Microsoft Officeとの互換性の向上などが行われ、より扱いやすくなった印象を受けます。

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パスワード設定画面(Keynote)

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ツールバーのカスタマイズ(Keynote)

iOS側も同様のアップデートが行われていますが、特筆すべきはKeynoteにおいて、Keynote Remoteの統合がなされたことです。

これまでのKeynote Remoteは独立したアプリとなっており、85円で有料となっていました(最近になって無料化している・現在はストアから削除)。しかし「iPhone 5」以降の4インチRetinaディスプレイには対応しておらず、ここ数年アップデートが行われていませんでした。さらに「Apple TV」のミラーリング機能を使うことにより、iOSデバイス単独でプレゼンを行うこともできるようになったため、この機能は見放されてしまったのではないかという噂もあったほど。筆者は有料のときに購入し、積極的に活用しているためアップデートを待望していましたが、今回iOS版Keynoteに統合という形で復活を遂げました。

同期の方法はとても簡単で、iOSのKeynoteでRemote待機の状態にした後、Remoteで動かしたいデバイス上で認証を行うだけ。クライアントは必ずしもMacである必要はなく、iPadのKeynoteをiPhoneで動かすことも可能となっています。動作中は4インチのディスプレイに最適化されたRemote用の画面が表示され、次のアニメーションやスライド、ノートなどを見ることができます。

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画面上部にはスライドの枚数や現在時刻、表示の切替スイッチ等を表示できる

Webブラウザ版は書類選択時のUIがiOS 7風のフラットデザインになり、その部分の日本語化が行われました。実際の編集画面については依然英語でのメニューであり、UIはMac版に近い状態のままとなっていますが、新機能としていくつかのキーボードショートカットに対応したとのことです。

Mac版ではバージョンアップしてすぐは機能削減問題で話題になり、改善されるまでは前バージョンの使用が推奨されていたiWork。今回のアップデートでは復活しなかった機能もあり、依然として縦書き入力には対応していないものの、修正された内容は多岐に及び、使い勝手は大幅に向上しています。

iOSとの連携を深め、場所を選ばずに資料を作成することができるツールとして、今後も開発を続けてほしいものです。

[iWork]

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