MacRumorsは13日(現地時間)、米国特許庁で公開された情報として、米アップルが “リキッドメタル” をホームボタンやタッチセンサー、ねじに利用する特許を申請したと伝えています。

リキッドメタルといえば、アップルが2010年に排他的使用権を取得した金属ガラスの一種です。硬くて強く弾性もあり、非常に優れた性能を有します。詳しくは解説記事がありますので、こちらを御覧ください ―「歪んだ20面体」がiPhoneを強くする ―金属ガラスって何?

特許の内容は以下の通りです。

耐久性のあるホームボタン

ガジェットが好きな皆さんには特に経験があることだと思いますが、ボタンというのは使えば使うほど劣化していきます。いずれは押しても効かなくなり、使えなくなった経験がある人も少なくないでしょう。

そこで、弾力性があり丈夫な素材としてリキッドメタルを使用するのが今回の特許。その剛性を活かし、劣化しにくいホームボタンをつくります。

iphone_liquidmetal_button

丈夫なねじ

iPhone-liquidmetal-screw

精度のよいタッチセンサー

高密度で、高精度なタッチセンサーを、リキッドメタルを使用した基板上でつくることができるとのこと。

iphone_liquidmetal_touch_sensor

長らく話題に上らなかったリキッドメタルですが、アップルによる応用開発はまだまだ続いていたようです。

約2年前、iPhone 5にリキッドメタルボディが採用される、というような話もありましたが、結局そのようなことはありませんでした。また、今年9月にも発表される「iPhone 6」のボディにも採用されるという話は今のところありません。どうやらアップルは、筐体ではなくパーツとしてリキッドメタルを利用するつもりのようです。

今回の特許がiPhone 6で、またはそれ以降の端末で利用されるかどうかは定かではありませんが、より耐久性のある端末が登場すれば、ユーザーにとって歓迎すべき事実であることは間違いありません。

[米国特許庁1/2/3 via MacRumors]