KDDIの社長を務める田中孝司氏は22日、同日開いたau新商品発表会の中で、モバイルOS「Firefox OS」を搭載したスマートフォンを今年中に発売する意向を明らかにしています。

同氏は同端末について、「尖っている」と思われるようなこれまでとは違った世界観なものにするとしており、狙いを大多数のユーザーではなく、いわゆる “ガジェッタ―(ガジェットオタク)” に向けると話しています。

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第3(あるいは第4)のOSとして注目を集めるTIZENやFirefox OSですが、iOSとAndroidの圧倒的なシェアや、それを追い上げるWindows Phoneに追いつけるのか、疑問の声が上がることもしばしば。そんな中で、一般ユーザーではなくギークユーザーを狙うと公言したKDDIの方針はなんとも衝撃的なものがあります。

これは電子機器に限ったことでありませんが、新しいものが好きな「アーリーアダプタ層」という人々がどんな分野にも一定層存在します。世の中の流行というのは、それらの層に人気がでてから徐々に口コミで広まるというのが通例で、その意味で、今回のKDDIの方針はなかなか適切な判断といえるかもしれません。

また、中途半端に一般ユーザーを狙ってしまうと、ギークにも一般にも受け入れられない微妙な完成度になりがちです。そういった意味でも、あえて割り切ってギークに訴求するのは面白い作戦と言えそうです。

我々ガジェッタ―としては、その端末の特徴に期待したいところ。個人的には、「尖った端末」というのが具体的にどのようなものになるのか、わくわくが止まりません。

[ロイター]