インテル、2014年発売の全プロセッサから紛争鉱物を排除表明

米半導体最大手のインテルは6日(米国時間)、ラスベガスで開催中のCES 2014で行われたプレスカンファレンスにおいて、同社が2014年にリリースする全てのプロセッサから紛争鉱物を撤廃すると発表した。

紛争鉱物をめぐる問題は2012年頃からクローズアップされており、昨年には紛争鉱物問題に対処するためにマテリアルメーカーはもちろんのこと、最終製品を製造するメーカーまでもが一丸となって取り組んできた経緯がある。

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紛争鉱物とは、主にコンゴ共和国や周辺地域における紛争地帯で産出される鉱物のこと。鉱物資源をめぐって武力衝突が絶えず、さらに鉱物を輸出することで得られる膨大な資金が武装勢力の資金源となり、大規模な人権侵害や殺戮を生んでいる。

インテルは今回の発表会において、「スズやタングステン、ダイヤモンドを巡って過去15年の間に何百万人もの人々が殺害された」としており、半導体最大手の同社が積極的に取り組むことで紛争鉱物問題の解決に向けて一歩前進する可能性もある。

しかし、インテルによるとこの紛争鉱物フリープロセッサを実現するのは容易ではないことであるとしている。実際、鉱物の特性を活かした経験がプロセッサ製造には活きており、その経験の積み重ねが技術力の高さに繋がるという側面があるのは言うまでもない。そういった背景があるだけに、困難ながらも解決に向けて「CES 2014」という場で大々的に宣言する同社の取り組みは評価できるであろう。

[THE VERGE]

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