考えられる理由として、アップルがニーズの低い、ニッチな製品を作りたがらないという事情があります。

たとえ音質の向上を図ったとしても、その違いで訴求できるのはごく一部のユーザー。アップルは、新製品に誰でもわかるような違いや特徴を備えることが多くありますが、音質向上がその道を辿らないのは明白です。わかる人にしかわかりません(というより訴求点になり難い)。

そもそもiPodが革新的であった理由も、スペックではなくiTunes Storeで音楽を気軽に購入できるという、使い勝手の面でした。

それが今、iPhoneがiPodの役割をほぼ全て担うことができるようになってしまったため、”一般層” に訴求する上で、成長の芽はないと踏んだのでしょう。

iphone5s-side-by-side

「じゃあMac Proみたいなのはどうなるの?」というツッコミも聞こえてきそうですが、あれは他には代替不能である上に、需要や製品の歴史も少しずれた点にあるので少々特殊なケースです。

上記のようなことを考えると、iPodが近い未来消えてしまうのはまるで既定路線のようです。しかし、まだその需要がなくなってしまったわけではないため、もう一世代最後に新製品を発売し、終わりではないかというのが私の結論です。

革新的なものも、いずれは古いものとなってしまいます。速く移り行く時代の流れを感じてしまいますが、現在盛り上がるスマートフォンも、いつかはその存在が薄れていくことでしょう。

それでも変わらないのは、 “ガジェット” はいつの世でも人間のそばにある、ということですね。(・∀・)イイコトイッタ!!

[9to5Mac] [SankeiBiz]

2014/02/01 9:26 JST
初稿時、iPodの生産が中止されるとの旨が内容に含まれておりましたが、実際は観測に基づいたものであり、現時点では「衰退ビジネス」と表現したに留まっております。従いまして、生産中止に関する文言を削除致します。
お詫び致しますと共に訂正させて頂きます。