KDDI、スマホマナー講座を開催 ―現代の学校教育に必要なものとは

以前よりはましになっているものの、インターネットが普及して久しい割には、情報リテラシーに関する教育が不十分だ。明らかに時代に追いついていないのである。「使える人が使う」時代はまだよかった。ネットマナーも、使いながら学んでいくというところもあった。しかし、今は “誰でも” インターネットに接続する時代だ。ネットで叩かれる、ではすまないのである。

youngmathstudent1

「小学校から英語教育を…」とか、「その前に日本語を…」とかいう声が大きいが、筆者としては “情報リテラシー” の教育が最優先なのではないかと感じる。上に挙げたようなトラブルの対処法やマナーだけではなく、溢れる情報の取捨選択や「自分で考える力」を養うことが重要だ。LINEの既読をみて、表面的に「見たなら返事しろ」と考えるのではなく、「返事ができないんだな」と相手の状況を “考える” 。ネットやテレビの情報をみて、「そうなんだ」ではなく、「本当にそうなのか?これは違うのではないか?別の視点や別の意見はないのか?」と “考える” 。

情報リテラシーが最優先だ、とは言ったものの、結局今も昔も一番大切なのは “考える” ことだ。英語や日本語についても、考える能力がつけば自然と身につく。また、身につけようとするはずである。

ICT教育が最近話題だが、それを十分に使いこなすためにも、考える力を養う授業が必要なのではないだろうか。

[日本経済新聞]

1 2 3 4

ソーシャルシェア

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます