中国レノボ、グーグル傘下モトローラを買収へ —2972億円規模

ロイターは29日(現地時間)、中国レノボが米グーグル傘下のモトローラ・モビリティを買収することで合意したと伝えています。

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先週米IBMのx86サーバー事業を23億ドル(約2349億円)で買収すると発表したばかりのレノボですが、今回の買収額は更にそれを上回る29億1000万ドル(約2972億円)で、中国において業界過去最大規模の買収となります。

モトローラ・モビリティは、2012年にグーグルに買収された後も「Moto X」や「Moto G」などスマートフォンの開発を継続していました。グーグルは、レノボに売却後もモトローラの主要特許の権利は維持する方針で、レノボはその他約2000の特許とモトローラのブランドを得ることになります。

ハイテク分野で躍進する中国企業の代表格とも言えるレノボですが、これら買収が今後どのような効用を生むのでしょうか。モトローラ・モビリティのデニスCEOは、「Moto GやMoto Xのリリースで今勢いのあるモトローラとレノボの持つハードウェアの専門知識によって躍進スピードが大幅に上昇するだろう」と期待を寄せています。

レノボは、2004年のIBMのPC部門買収などにより「ThinkPad」などPC本体・関連事業が有名ですが、Androidスマートフォンの開発も活発化しており、中国国内では韓国サムスンに次ぐ2位の販売シェアを持っています。

今回のモトローラ・モビリティ買収によって、レノボは中国国内だけではなく世界市場での躍進を狙っているようです。未だ米アップルとサムスンが台頭しているモバイル市場ですが、レノボの野望により打崩される日が来るかもしれません。

[ロイター]
[Tech Crunch]

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