ソフトバンク、電力小売りに参入へ ―通信回線とのセット割も

日本経済新聞は31日、ソフトバンクが電力小売り事業に参入すると報じている。これは、2016年から電力の小売りが全面自由化される見通しであるのを受けたもので、これまでに王子ホールディングスや東京ガスなどの参入が報じられている。

ソフトバンクはまず、今年春から企業向けに事業を展開する。その後、自由化を受けて一般家庭にも展開する見通しだ。同社はモバイル・固定共に通信大手で、それらが抱える多くの顧客を中心に販売を行う方針。通信サービスと電力を割安にセット販売することも検討中で、同社ならではの資産を活かす。

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電力自由化競争では、主に二つの点が焦点となる。一つ目は価格だ。自由化することで他社との競争が生まれ、電気料金は引き下げられる可能性が高い。

二つ目は、発電方法である。原発問題が取りざたされて以来、どんなエネルギーを今後使っていくのか、議論が活発になっている。その中でソフトバンクは、太陽光といった再生可能エネルギーを中心に発電を行い、”環境にやさしい” という点をアピールする計画だ。

エネルギー問題については様々な背景があり、一概にこれが良いとは言えない。しかし、今後の電力自由化に伴って、消費者の意見は契約する電力会社に反映されていく。もちろん価格の面が優先的に表に出てくる可能性も大きいためそれを忘れてはいけないが、ある意味 “国民投票的” な事態となるであろう、2016年以降の電力には注目が集まりそうだ。

[日本経済新聞]

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