ティム・クックCEO「モバイル決済はTouch IDの一つの可能性」 ―iPhone 6に搭載も

米アップルによるモバイル決済の登場は意外と近いのかもしれません。

THE VERGEは27日(現地時間)、米アップルのCEOを務めるティム・クック氏が2014年第1四半期の収益に関するカンファレンスの中で、「我々はモバイル決済に興味を持っている。その興味が、Touch IDをつくった一つの理由だ」と話したと伝えています。

アップルは、音楽や映画、書籍をiPhoneのTouch IDで購入するユーザーから、素晴らしいレスポンスを受けているとのこと。この機能により購入機会が増加したのは明らかであると同氏は述べています。

また、その顧客はとても多いため、アップルのモバイル決済は “市場規模” という大きなポテンシャルを秘めているとしています。

iPhone5sのサファイアガラス製ホームボタン

アップルの独自モバイル決済といえば、数日前WSJが準備中であると報じたばかり(過去記事)。さらに、アップルは「NFC」や「Bluetooth(iBeacon)」、「Wi-Fi」を利用した特許を申請していたことが明らかになっています(過去記事)。今回、クック氏自らが言及したことで、少なくとも開発中であることが判明しました。

同社は “将来の技術” について言及することを極端に嫌っており、正式に発表するまでは何も言わないのが普通です。それでも今回決済システムに示唆したのには、いくつが理由が考えられます。

一つ目は、「技術はすでにある」ということです。この決済システムを導入するのに、新しいハードウェアはもう必要ありません。既存のiPhoneで利用できる上、誰もが予想し得る機能です。

二つ目は、「メインは他にある」ということです。上記の通り、今回の機能は誰もが予想し得るもの。収益の面では大きなメリットになったとしても、アップルの掲げる「イノベーション」としては大したものではないのかもしれません。逆にいえば、今年登場するのはそれ以上にインパクトのある、面白い製品やサービスだという可能性もありそうです。

[THE VERGE]

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