毎日新聞電子版は8日、韓国サムスンやインテルが主導して開発中のオペレーションシステム「Tizen」を搭載したスマートフォンが、来月2月に発表されると報じている。

スペイン・バルセロナで開催されるMWC(モバイル・ワールド・コングレス)に合わせて、サムスン製のスマートフォンが発表される見通し。アプリなどをダウンロードする専用ストアも用意され、早ければ今春から市場にその姿を現す。

日本でTizenの開発・導入を積極的に行うNTTドコモは、既報通り同OS搭載スマートフォンを発売する計画。時期としては今年中を予定しているが、開発の自由度が高いこともあり、より日本向けに使いやすいように改善してから発売する。

tizen

各陣営が、脱Googleを目指して開発する “第4勢力” 。その中でも最も注目されているのがTIZENだが、その強みは開発の自由度にある。これは、通信キャリアにとっては特に有用で、自社のサービスを思うように展開しやすいのが特徴となる。

寡占化しつつあるスマートフォン市場で新しい風が吹き込まれるのが良いことなのは間違いないが、消費者にとって心配されるのは、開発の自由度に依存したキャリアの独走である。自社サービスを自由に展開できる強みが、消費者へのサービスの押しつけにならないことを祈るばかりだ。

[毎日新聞電子版]