富士通、つるつる・ざらざら感じられるタッチパネルを開発 ―超音波で摩擦力を変化

富士通株式会社と株式会社富士通研究所は24日、タッチパネルでこれまでにないツルツル感やザラザラ感を体感できる業界初の新技術を開発したと発表しました。

タッチパネル自体の振動や静電気の発生で凸凹感を発生させる従来の技術とは異なり、利用しているのは超音波で、指との摩擦力を変化させることで触感を変化させる技術です。

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今回の技術をタブレットに実装した試作機では、以下のような感覚が実現できたとのこと。

  1. 琴に触れた際に、実際に弦を弾いているかのような感触
  2. DJがレコード盤を動かす感覚や、音量などの操作バーの凸感
  3. 金庫のダイヤル錠を回す感覚
  4. 部位で異なるワニの触感

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なお、今回の技術は現在スペイン・バルセロナで開催中のMWCで展示・デモンストレーションを行うとしています。

スマートフォンやタブレットは熟成期に入りつつあり、それらをはじめとする電子デバイスには「デジタル」と「リアル」をつなげる動きが高まっています。その中での今回の技術は、まさにそのような内容の一つの方向性であり、端末上で得られる感覚がリアルに近づくものです。

未来を描く漫画などでは、視覚や聴覚以外の五感を使って端末を利用する姿がよく映し出されていますが、いつの間にか技術は進み、少しずつ実現が見えてきました。このような面白い技術がどんどんこの先出てくると思うと、わくわくが止まりませんね。

[富士通]

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