ソフトバンクの「Tポイント」切替はソンかトクか ―携帯ポイント

ソフトバンクモバイルとTポイント・ジャパンは28日、携帯電話の利用金額に応じて付与されるポイントについて、現行の「ソフトバンクポイント」から「Tポイント」に切り替えると発表しました。

切り替えの実施日は7月1日ですが、4月1日以降の新規契約者は先行してTポイントが利用できるとのこと。なお、既存の利用者が所有するソフトバンクポイントをTポイントに交換することはできませんが、既存のTポイントをソフトバンク携帯電話の料金支払いに使用することは可能です。

softbank_logo tpoint

Tポイントは、全国110社・6万8734店舗が参加し、4811万人(アクティブ・ユニーク数)が利用する日本最大の共通ポイントサービス(2014年2月末現在)。TSUTAYAやファミリーマートを始めとする各種店舗で利用できるほか、毎日新聞の購読やキリン自動販売機での購入などでもポイントを貯めることができます。

Tポイントの運営を手掛けるTポイント・ジャパンは、TSUTAYAなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とソフトバンク子会社のヤフーの合同出資(それぞれ85%・15%)によって12年10月に設立された新会社。ヤフーが提供してきた「Yahoo! ポイント」は既にTポイントに統合されており(昨年7月より・過去記事)、Yahoo! ショッピングなどでポイントを貯めたり使ったりすることが可能になっています。

注目の付与割合は、これまでよりも低め(利用者にとって損)に

従来のソフトバンクポイントは、1000円(税抜)に対して10ポイント が付与され、1ポイント当たり1円(税抜)として支払いに利用することができました(消費税が加算されていない状態でポイント分を割り引き、その後税金を加算するというもの)。

それに対して、今後Tポイントで提供される割合は 1000円(税抜)に対して5ポイント。「1ポイント当たり1円」での利用は変わらないため、結果的にポイント還元率が半分になってしまったことになります。

なお、既存のソフトバンクポイントは7月以降も変わらず支払いに利用ができるため、6月までに慌てて使用する必要はありません。

ポイントを使いやすくなったのがGOOD

筆者の個人的な事情ですが、ソフトバンクポイントは機種変更の時に1度使ったきりで、使用先が狭く使いにくいと感じていました。それに対してTポイントは提携先が非常に多く、今回の変更における最大のメリットとなっています。やはり(従来のような)使いにくいポイントよりも使えるポイントの方が利用者にとってはありがたいものです。

還元率も他の提携店舗に比べて特に低いというわけでもなく、実際のところは大きなデメリットにならないと思われます。それどころか高還元率の店舗を多く利用するユーザーにとっては、Tポイントへの移行はむしろメリットになります。

関連会社のヤフーが出資するTポイントの導入を決めたソフトバンク。うまく制度の切り替えに踏み切れた背景には、CCCとヤフーが業務提携をした2012年当初から時期を伺っていた可能性もあると考えられます。

[ソフトバンクモバイル][CCC][CNET Japan]

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます