Xbox Oneの国内価格が決定 ―PS4と同等の39980円から

マイクロソフトは27日、同社の最新ゲーム機「Xbox One」の国内参考価格を発表しました。標準モデルの参考価格は3万9980円(税抜)で、競合するソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation 4(以下PS4)」と同じ価格となります。発売日は9月4日で、これは先に発表された通りです。

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モーションキャプチャー機能を有する「Kinect」が付属したセットは4万9980円となっているものの、Kinect単体の価格は未定とのこと。上記の2つの価格設定から考察するに、おそらく1万円前後になると見られます。

Xbox Oneは発売当初、Kinectが本体に標準で付いてくるパッケージ構成となっており、最低価格も499ドル~という強気(高め)の設定でした。しかし、399ドルから提供されるPS4より100ドルも高価なこともあって、販売台数で差を付けられていました。

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競合のPlayStation 4

これを受けてマイクロソフトは、先月中旬に全世界で「Kinectなしモデル」を発表して価格を100ドル値下げ、秋以降にKinect単体での販売を開始するとしていました。日本向けの発表資料にはKinect単体も9月4日に発売予定とされており、今後3か月のうちに全世界で価格が発表されるものと見られます。

国内販売開始に合わせて、48 社(5月27日現在)のゲームメーカーがXbox Oneへの参入を表明しており、今後続々とタイトルが発表されていくものと思われます。すでに発表されているタイトルの代表例としては、人気RPGシリーズの最新作「FINAL FANTASY XV」や、レーシングゲームの「Forza Motorsport 5」、FPS(一人称視点のシューティングゲーム)の代表作「Battlefield 4」などが挙げられます。

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Microsoft Studiosから発売されるレーシングゲーム「Forza Motorsport 5」

マイクロソフトはXbox Oneを「オールインワン エンターテイメント システム」と位置付けていますが、その本質はやはりゲーム。良質なコンテンツがあるかどうかが売上げに大きく影響すると考えられます。マルチタイトル(複数機種向けゲームタイトル)ではなかなか他機種との差をつけられないため、エクスクルーシブタイトル(独占タイトル)で人気を得ることが出来るかどうかが競争を勝ち抜くカギといえます。欧米ではXbox向けの独占シリーズ「Halo」が大きな人気を得ていますが、日本ではFPS自体への興味が薄いこともあり、あまり注目されていません。日本のゲーマーに受け容れられるような魅力的なタイトルを投入できるかが、成功のポイントとなります。

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スマートフォンの進化によって、据え置き型ゲーム機の立場が無くなってきている。
写真:Infinity Blade Ⅲ(Chair Entertainmentより)

そもそも、据え置き型テレビゲーム機というジャンルそのものがスマートフォンなどに押されて勢いを失っている現在、簡易なゲーム機(もどき)には出せない “これぞゲーム機のゲーム” といえるコンテンツを消費者に提示し、もう一度 “こちら側へ” 目を向けてもらうことが、Xbox Oneだけでなく据え置き型ゲーム機業界全体にとっての課題であると言えます。

[日本マイクロソフト]

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