Facebook、若年層を意識した対Snapchatアプリをリリース

米フェイスブック社は17日(現地時間)、新しい写真・動画共有アプリ「Slingshot」を公開した。リリース対象国は米国で、iPhoneとAndroidの双方に対応する。

このアプリは、北米などの若年層で非常に流行している「Snapchat」を強く意識したアプリで、共有する写真や動画は一時的に保存される仕組みが取り入られている。Youtubeやその他の写真共有サイトでは、アップロードしてから「削除処理」を行うまで半永久的に保存され続けるのに対して、その保存時間はわずか数秒でしかない。

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Snapchatは写真や動画を投稿してから10秒以内に消去されることで話題となっており、写真・共有サービスが乱立する中で「10秒で消える」といった部分に面白さを感じた若年層が飛びつき、一気に火がついた。長く残り続けないところに価値が存在したという珍しい事例でもある。

FacebookがリリースしたSlingshotも同様の仕組みが取り入れられており、撮影した写真や動画を事前にレタッチする機能も搭載されている。

自撮りを意味する「Selfie」も欧米圏で活発化している中で、オープンな情報公開を嫌う若年層が増えてきているという実情がある。米国といえば「実名」「オープン」といった2・3年前の常識が未だに日本国内では広まっているが、実は米国においては古さの象徴にもなりつつある。

とくに、Facebookは若年層ユーザーの利用率が極めて低く、フェイスブック社は若年層の取り込みに必死な状況。Instagramの買収に続いて今回のSlingshotのリリースで、ユーザー層の幅を広げる狙いがあるものとみられる。

[SlashGear]

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