人工衛星の撮像データを処理する企業Skybox Imagin社は10日(米国時間)、同社がグーグルに買収されたことを明らかにしました。Re/Codeの報道によると買収額は5億ドル(約511.8億円)。

今回の買収を経て、グーグルが提供するGoogle EarthやMapsの正確な航空写真(衛星写真)データの提供や、大規模災害時の救助活動に役立てる狙いがあるとしています。また、同社は小型の人工衛星を多数打上げており、グーグルによると「インターネットアクセスにも活用できる」とコメントしました。

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人工衛星画像というと、Google Mapsなどで “趣味的に利用される” 用途が第一に思い浮かびやすいものですが、実は大洪水や津波、森林火災、土砂崩れなどで変化した地形の前後を比較することで(差分を取る)影響の範囲を比較的簡単に割り出すことが可能です。

日本でも、ALOS(だいち)を活用して災害救助に役立てる活動を行っていましたが、人工衛星の撮影精度以上に画像処理機能が重要な役割を果たします。今回の買収によって得られるのはその後者の部分であり、4月に買収したドローン開発企業「Titan」の技術などと合わせて開発を強めていくものと思われます。

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