米マイクロソフト、Windows9でOSを1つに統合 ―公式発表

米マイクロソフトのCEOを務めるナデラ氏は22日(現地時間)、同社の四半期決算発表に関連して、次期Windows(通称:Windows 9)からスマートフォン・デスクトップ・タブレット向けに分かれていたOSを1つに統合することを明らかにした。

既にWindows向けアプリケーションにおいては、ユニバーサル化がBUILD 2014において発表されており、画面サイズに応じて自動的にUIを変更するといった機能や、または、端末ごとに適切なUIを提供しつつバックエンド部分は共通化するといった仕組みが用意されている。

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Windows Phone 8からはOSにNTカーネルを採用しており、いずれOSが統合されるとの見方が強まっていたが、今回のナデラ氏の発表によって正式なものとなった。

同氏がアナリストに明かした内容によると、次期Windowsの開発チームは “1チーム・1アーキテクチャ” という構成であり、Windows PhoneやWindows RT向けに専門部隊が存在しないことになる。もちろん、内部的には細かくチーム編成が行われているものと思われるが、これはマイクロソフトにとって大きな進化・変革といっても過言ではない。

ライバルのiOSやAndroidがスマートフォン・タブレットのOS共通化をすでに実現している一方で、アップルはMac向けにOS Xを、グーグルはChrome端末向けにChrome OSを提供している。マイクロソフトはそれらに先駆けてWindows 9から1つに統合することとなる。

コンシューマー用途においては、PCの時代からスマートフォン・タブレットの時代にシフトしつつある一方で、依然として生産性といった部分(ビジネスユース)においてはPCは欠かせない存在であることは言うまでもない。市場規模の縮小にともなってPC向けのメンテナンスコストの割合が肥大する中、各社がどのように解決していくのか注目だ。

[THE VERGE]

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