カスタムROMの老舗Cyanogen Inc. グーグルからの買収交渉を退ける

是非とも彼らには、独立独歩の精神で歩み続けて欲しいと思ってしまいます。

「Android OSベースのカスタムROM」の押しも押されもせぬ代表格の一つである「CyanogenMod」。人気も実力も高いそのカスタムROMを提供し続けてきた米Cyanogen Inc.ですが、今回米グーグルによって持ちかけられた買収交渉を決裂に終わらせていたことが、海外メディアThe Informationの伝えたところによって明らかになりました。

CyanogenModロゴ1

2日(現地時間)、海外メディアGSM Arenaが伝えたところによると、Cyanogen Inc.とグーグル双方の最高幹部級同士での会談が行われた結果、最終的にグーグル側が持ちかけた買収の提案が退けられる形で決着を見せたとのことです。

またGSM Arena曰く、Cyanogen Inc.は現在「シリーズC」の出資交渉の段階にあり、驚くべきことに、その企業価値は今や「10億ドル」(約1094億円)に達さんとしているとも。

CyanogenModロゴ2

さておき、Cyanogen Inc.がAndroid OS関連の開発に関して優れたノウハウを持っているのは事実ですが、現状お世辞にも莫大な利益を上げることに成功しているとは言えないでしょう。

にもかかわらずグーグルが彼らに目を付けたのは、その高いノウハウは当然の理由として、彼ら自身の生みだす利益ではなくむしろ、これまでに彼らと密接な協力関係を構築してきた中国メーカーのOppoやOnePlusなどのメーカーとの繋がりや、彼らの保有するCyanogenModコミュニティなどに対してより高い価値を見出したが故ではないか、と推察されます。

またその話に沿って言えば、既にCyanogen Inc.は、インドのスマートフォンメーカーMicromaxとも協力体制を構築しつつあるとの情報もリークされており、どうやらその版図の拡大には余念がないようです。

ともあれ、このままメキメキと企業としての価値と実力を高め、グーグルですらおいそれと手を出せないような企業にまで無事成長して頂きたいところですが、果たして。

[GSM Arena]

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