米GT Advanced、正式に「破産申告」へ ―アップルへのサファイアグラス提供で有名

これは、ますます「Apple Watch」の雲行きが怪しくなって参りました。

「サファイアグラス」。コーニング社の「Gorilla Glass」をも凌ぐ “夢” の新素材として俄かにガジェットファンを騒がせた素材。そんな夢の素材をアップルに対して供給してきた米GT Advanced Technologiesでしたが、今回「破産申請」を申し立てていたことを海外メディアGSM Arenaが伝えています。

GT Advancedrロゴ

GSM Arena曰く、今回GT Advancedは連邦破産法第11章に基づいて、正式に自社の破産申告を申し立てたとのことです。

これまでTouch IDセンサーやカメラレンズ部の保護素材として、iPhoneシリーズにサファイアグラスを提供してきたGT Advancedだっただけに、今後のiOSデバイスの商品展開にどのような影響を及ぼすことになるのかが、実に気がかりなところです。

とりわけ、サファイアグラスを大量に使用することが見込まれている「Apple Watch」の製造に与える影響は、決して小さいものではなさそうです。

サファイアディスプレイの画像

GT Advancedの公式回答によると、破産申告こそ行ったものの、すぐさま営業停止となる訳ではなく、今後は「再生プラン」の下にバランスシートの正常化を図っていくことになるとのこと。また、9月28日時点で、「8500万ドル」(約92億円)の現金を保有していることも明らかに。

さておき、歩留まりの関係でアップルが「iPhone 6」シリーズへのサファイアグラスの採用を見送ったことも、今回の破産申請に少なからず影響を及ぼしているのでは、と勘繰ってしまいます。サファイアグラスが「想定されていた」ほどには「万能」の素材ではなかったことも報告されており、果たして今後のサファイアグラス素材の行く末やいかに。

[GSM Arena]

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