ポテチ税の国ハンガリー、次はインターネット税導入を計画

2011年ごろ日本でも報道されたスナック菓子への課税、通称「ポテチ税」を導入したハンガリーが、今度はインターネット使用への課税を真剣に検討し始めました。

国会議事堂2

政府の財政健全化に取り組むハンガリー政府は、各団体や消費者からの抗議をしり目に世界的にも導入事例の少ない肥満税、通称「ポテチ税」を2011年に導入しました。そのハンガリー政府が新たにインターネット税導入を真剣に検討している事実が報道され、現地ハンガリーでの話題をさらっています。

現地在住の筆者のインタビューに対してハンガリーの消費者は皮肉交じりに次のように語っています。

「次は空気にでも課税するつもりかね。」
「昨日初雪降った所だし、ちょっと待ってな。雪への課税が始まるよ。」

日本財務省調べの付加価値税率国際比較(2014年4月版)において、ハンガリーの付加価値税は27%と、比較46ヶ国中もっとも高いことが示されています。インターネット税の導入が決定すると、ただでさえ高い付加価値税が掛かっている所に加えての二重課税となります。

検討されている案では、データ通信1GBごとに150フォリント(約66.7円)を課税し、個人の場合は最大で700フォリント/月(約311.1円)、企業の場合は最大で5,000フォリント/月(約2222.2円)とすることにより、1750億フォリント(約777.8億円)の増収を見込んでいます。

しかしながら、現地での700フォリントの価値は、工場作業者の1時間分の賃金とほぼ程度で、決して馬鹿に出来る金額では無く、消費者の失望感から景気の更なる冷え込みが懸念されています。

日本では消費税引き上げが目下の懸念となっていますが、インターネット税の導入を心配する日が来ない事を祈っています。

[ORIGO][REUTERS][財務省]

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