半導体エネルギー研究所、「10万回以上の折り曲げに耐える」フレキシブル有機ELディスプレイを展示

一日も早く、製品化に漕ぎ着けて頂きたいところです。

2日(現地時間)、海外メディアGSMArenaが伝えるところによると、10月末日かけて横浜で開催された「Display Innovation 2014」にて、株式会社半導体エネルギー研究所(SEL)が、新たな「フレキシブル有機ELディスプレイ」の技術展示を行ったとのことです。

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今回SELによって発表されたトップエミッション方式が採用された有機ELディスプレイには、サイズの異なる2モデルが用意されました。大きい方のモデルは「8.7インチ フルHD(1920×1080)」(254ppi)となる一方で、小さいモデルは「5.9インチ HD(1280×720)」(249ppi)に。

また、このディスプレイの実現する大きな特徴として、その高い柔軟性と耐久性が挙げられます。曰く、推奨される曲率半径は「2mm」から「4mm」となるほか、「10万回」以上の折り曲げにも耐える仕様とのこと。ちなみに、8.7インチモデルの方のみ、「静電容量式」のタッチパネルとなっており、一方5.9インチモデルは「三つ折り」にすることも可能だそうです。

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しかし、残念ながらこのディスプレイを搭載した実際の製品がいつ頃、登場するかについては言及されず。とはいえ、既に他メーカーからはフレキシブルディスプレイを搭載した製品が登場し始めている現状を鑑みるに、そう何年も先のことではないような気もします。

さておき、各企業の弛まぬ研究のおかげで近年徐々にその弱点が改善されつつある有機ELディスプレイですが、果たして液晶ディスプレイの築き上げた堅牢なる牙城を打ち崩す日は到来するのでしょうか。有機EL技術の逆襲に期待です。

[GSMArena]

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