どうやら、実際の製品を手にできるのは、まだまだ先のことになりそうです。

海外メディアVentureBeatが7日(現地時間)に伝えるところによると、「Project Ara」に「パルスオキシメーター」を搭載したモジュールが提供されることが公式に明言された、とのことです。

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Project Araの責任者であるポール・エレメンコ氏(右)

先日、海外メディアEngadgetが主催したイベントにおいて、Project Araの責任者であるポール・エレメンコ氏へのインタビューが行われ、その中でエレメンコ氏によってProject Araに接続した「パルスオキシメーター」の試作モジュールのお披露目がなされたことを、VentureBeatは伝えています。

また、氏はインタビューの中で、自身がヘルスケア関連の技術に強い興味を抱いていることや、既にパルスオキシメーター以外にも幾つかの「ヘルスケア関連」のモジュールの開発が進められていること。そして、Project Araが将来的にパーソナルなヘルスケア技術の母艦的存在になり得る可能性を示唆しました。

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さて、「パルスオキシメーター」とは何ぞや、という方の為に簡単な説明をしたいと思います。パルスオキシメーターとは、対象者の脈拍や血中酸素濃度を、”身体を傷つけることなく” 測定できる医療器具のことを指します。身体に針を刺したりする必要がない為、患者の身体に負担を掛けずに済むのが、その最大の特徴です。

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そのほか、今回エレメンコ氏はProject Araの登場時期に関しても言及しました。曰く、「2015年後半」にも実際に「Project Ara」を消費者に提供できるよう鋭意努力しているとのこと。具体的な日程に関しては、来年1月に開催される「Project Ara開発者向けカンファレンス」にて発表されることが期待されます。

さておき、モジュール式の各種ヘルスケアデバイスが提供されるとなれば、実に面白いことになりそうです。いずれそれらのデバイスの精度や機能性が向上すれば、本格的な体調管理や予防医学の補助などとしても実用される日が来るかも知れません。一日も早いProject Araの登場を願うばかりです。

[VentureBeat]