「Playstation 5」はクラウドベースのコンソール機に? ―任天堂の次世代機はAMD製のセミカスタムSoCを搭載か

どうやら、次世代ゲームコンソールの影が、早くも視界の隅にちらつき始めることになりそうです。

Wii U、Xbox One、そしてPS4。任天堂、マイクロソフト、ソニー各社の誇るゲームコンソールの最新世代がいよいよ揃い踏みすることとなりましたが、早くも今回、その ”次世代機” に関する情報に、公式に言及されたことが明らかになりました。

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有志による「Playstation 5」のコンセプト図

海外メディアは21日(現地時間)付けの記事の中で、ソニーのPSプロダクト事業部のトップである伊藤雅康氏が日経新聞の取材において、「Playstation 5」の未来像に関して公式に言及したことを伝えています。

伊藤氏曰く、PS5はいずれ正式に発表されることになる見込みではあるものの、それがいわゆる ”従来的なゲームコンソール機” のような形で提供されるのか、それとも ”クラウドベースのゲームコンソール” のようなこれまでとは大きく異なる形で提供されることになるのか。それに関しては、現時点では伊藤氏自身にも分からないとのこと。

なお、氏は今回「いずれの形となるにせよ、PS5は登場することになるだろうし、登場させたいと我々は願っている」とする旨の発言もしており、少なくともPS5がいずれ正式に発表されることだけは、まず間違いなさそうです。

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また、時を同じくして任天堂の次世代コンソール機に関する情報も、WCCF Techは伝えています。曰く、任天堂の専務取締役であり同社を代表するゲームクリエイターでもある宮本茂氏によって、任天堂が次世代ゲームコンソールを開発中であることが公式に示唆されたとのことです。

宮本氏はアメリカ最大の通信社AP通信からの取材において、この先しばらくは「Wii U」のゲームタイトルの充実に全力を注ぐ計画ではあるものの、既に任天堂全体として ”次世代コンソール機” をどのようなものにするかというプランの検討は開始されていることを明らかにしました。また、それは今後もWii Uのソフトウェア拡充計画と並行して進められていくとのこと。

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さらに、WCCF Techはその任天堂の次世代機には米AMD製の ”セミカスタムSoC” が搭載される可能性が高いことを指摘しています。既にAMDは、ゲームコンソール向けに2種類の新セミカスタムSoCの開発を進めていることを明らかにしています。

そして、WCCF Techが指摘するところによると、そのSoCにはAMD独自設計の高性能ARMアーキテクチャ「K12」と高性能x86アーキテクチャ「Zen」が採用されている可能性が高いとのこと。またそうなれば、必然的にそのSoCの登場は2016年以降となり、またGPUにもより進化した「Radeon」シリーズが統合されるものと思われます。

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現時点では、漠然とした情報でしかありませんが、それでも両社ともに次世代機の開発には意欲的であることを、公式の場でなされた発言から窺い知ることができました。ゲームコンソール事業で大きな成功を収めつつあるAMDですが、果たしてこの成功をどこまで堅持できるのでしょうか。

AMDのAPUとHSA構想に大きく期待を寄せている身としては、是非とも彼らの計画が順風満帆なものとなることを祈るばかりです。

[WCCF Tech [1] / [2] / [3]]

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