東芝、裸眼3Dディスプレイ技術「liquid crystal GRIN lens」を正式発表 ―専用3Dグラス不要

眼に対する負荷の大きさや、専用グラスを必要とする煩わしさ。さらに、謳われる程の ”3D感” が得にくいことに加えてそもそものコンテンツ不足、等々。多くの要素が人々から「3Dディスプレイ」や「3Dコンテンツ」に対する興味を失わせてしまってきたように思えます。

しかし今回、東芝から新たに ”専用3Dグラス要らず” の新たな3Dディスプレイ技術の開発が正式に発表されるところとなりました。

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「liquid crystal GRIN lens」と命名されたその最新システムは、いわゆるところの「裸眼3Dディスプレイ」技術となり、専用の3Dグラスを必要とすることなく3Dコンテンツを楽しむことを可能にします。また東芝曰く、裸眼に対する負荷を軽減するのみならず、2D表示モードにした場合にも映像クオリティを悪化させないような工夫が施されているとのこと。

なお、開催を目前に控えるCES 2015にて、この新技術が搭載された「15インチ 4K(3840×2160)ディスプレイ」のデモ展示が行われることも、併せて正式発表されました。また将来的には、このliquil crystal GRIN lensシステムが、モバイルデバイスを含むより多様なサイズのデバイスにもたらされることや、3D効果を得られる視野角が広げられること。さらに、スイッチ一つでハイクオリティな3D映像表示と超高解像度な2D映像表示とを切り替えられるようになる可能性も、示唆される形となりました。

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この技術が具体的にいつ頃製品化されるかに関しては現時点では判然としませんが、その辺りに関してもおそらくCES 2015にて何らかの発表が行われることになるものと思われます。

さておき、現状、民生品の3Dディスプレイで得られる「3D効果」というものは、その大半が ”映像に奥行き感が出る” といったようなもののように思われますが、果たしてこの東芝の最新3D技術はその延長戦上にある技術なのか、それとも従来の民生品とは一線を画すものとなるのか。おそらく前者だとは思われますが、CES 2015での発表に期待したいと思います。

[Neowin]

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