米AMD、「Kaveri Reflesh」とデスクトップ向け「Carrizo」を2015年内に投入か

WCCFTechは18日(現地時間)、米AMDの現行デスクトップ向けAPUのリフレッシュ版となる「Kaveri Reflesh」が、2015年内に提供が開始される見込みと伝えています。

また今回、同社最新のモバイルプラットフォーム向けAPUとなる「Carrizo」が、デスクトッププラットフォームに対しても提供されることになる可能性も指摘されることとなりました。

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しかし残念ながら、Kaveri Refleshによる製品ラインナップの置き換えは「低TDPモデル」においてのみ行われるとなる可能性が濃厚であり、「A10-7850K」などのフラッグシップモデルが ”リフレッシュ” されることになるかどうかは、判然としません。

一方で、実に興味深いのは、「Carrizo」がデスクトッププラットフォームに提供される可能性が新たに浮上してきた点です。ただし、自作PCユーザーには退屈なことに、通常のデスクトップ向けAPUと同様の「LGA」パッケージとしてではなく、マザーボードに直付けの「BGA」パッケージとして登場することになる見込み。これは、主にOEMメーカーからの需要を受けての決定だそうですが、しかし運が良ければBTOサイトなどを通じて我々一般ユーザーも入手可能となるかもしれません。

なお、AMDはCarrizoにおいて伝統的なサウスブリッジを廃し、完全なSoC構造を採用することを既に明らかにしています。この大幅な製品デザインの変更もまた、Kaveriの採用する「FM2+」プラットフォームに対して、LGA版のCarrizoが提供されない理由の一つと考えられます。また、Carrizoに統合されるGPUは、米マイクロソフトの提唱する最新API「DireceX 12」をサポートする見込みとのことです。

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以前に公開された、APU製品のロードマップ

「Bulldozer」アーキテクチャを搭載したAPUの完成形にして、HSAの一つの到達点となるCarrizo。この数年間、ずっと苦境にあえぎ続けてきたAMDの渾身の製品の登場が、実に楽しみでなりません。以前にAMDの日本支社がインタビューにて明らかにしたところによると、国内メーカーもCarrizoを採用したノートPCの投入を計画しているとのことですので、ますます期待は高まります。

さしあたっては、2月22日より開催されるISSCC 2015でのAMDの発表イベント(過去記事)に引き続き照準を合わせ、続報を待ち構えたいと思います。

[WCCFTech]

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