台湾ASUS、ZenFone 2とZenFone Zoomを正式発表

「SEE WHAT OTHERS CAN’T SEE」(他人には見えないものを見ろ)。何とも思わせぶりなスローガンと共に、先日台湾ASUSより「光学ズーム」を搭載する新型ZenFoneの登場を強く予期させるようなティザー映像が公開されました(過去記事)。そして今回、CES 2015の開催を目前に控えたタイミングで、ASUSによって「ZenFone 2」と「ZenFone Zoom」が正式に発表されることとなりました。

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今回ASUSが発表したのは、現行ZenFoneシリーズの正統後継モデルとなるZenFone 2 と、これまで情報が一切リークされていなかった、”カメラ性能特化型端末” ZenFone Zoomの2機種となります。

ZenFone 2

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OS Android 5.0 Lollipop
UI ZenUI(最新版)
ディスプレイ 5.5インチ フルHD(1920×1080)IPSディスプレイ(403ppi)
液晶保護 Corning Gorilla Glass 3
SoC Intel 64-bit クアッドコア Atom Z3560(2GBモデル) / Z3580(4GBモデル)
RAM 2GB /4GB
内蔵メモリ 2GB RAMモデル:16GB
4GB RAMモデル:32GB / 64GB
メインカメラ 1,300万画素(AF・デュアルLEDフラッシュ搭載)
フロントカメラ 500万画素(広角レンズ(=視野角85°)搭載)
バッテリー 3,000mAh
ネットワーク 3G通信
4G LTE通信
ワイヤレス Bluetooth 4.0
Wi-Fi 802.11 ac
Wi-Fiダイレクト対応
NFC
その他 microSDカード対応(最大64GB)
GPS搭載
外形寸法 152.5(W)×77.2(D)×10.9-3.9(H)mm
本体重量 170g

まずスペックシートを一見して、先代モデルから大幅なスペックアップが図られていることを確認することができます。また、ZenFone 2には、搭載するRAMの容量によって、大きく2つのモデルに分けられていることも明かされました。

また、「ZenFone 5」にも搭載されていた「PixelMaster」テクノロジーが引き続き搭載されており、F/2.0という明るいレンズの搭載とあいまって、夜間の屋外や光の少ない暗所での撮影時に優れた撮影性能を発揮することになります。あのスローガンは、まさにこのことを指していたようにも思われます。

さらにZenFone 2では、マニュアル撮影モードなどを筆頭にして、カメラ撮影に関するソフトウェア面における多くのブラッシュアップも図られているほか、ディスプレイの一層のべゼルレス化が推し進められた結果、画面占有率は「72%」にまで向上を果たしました。そのほか、急速充電技術にも対応しており、充電切れから60%までわずか39分での再充電を実現しているそうです。

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新しく生まれ変わった「ZenUI」

そして、ZenFoneシリーズに特徴的だったASUS独自のカスタムUI「ZenUI」も、Android 5.0 Lollipopのエッセンスを取り込み、よりスタイリッシュかつよりユーザーフレンドリーなUIへと生まれ変わったとのこと。

この最新UIは、外観的な変化のみにとどまらず、「ZenMotion」や「SnapView」に代表される幾つかの新機能を搭載するに至っています。ちなみに、前者はジェスチャーコントロールによる使用頻度の高い機能の呼び出し機能、後者は端末内のデータとプライバシー保護に関するセキュリティ機能になります。

なお、ZenFone 2は2015年第2四半期に発売開始となるとのことですが、発売される地域に関しては言及されませんでした。また、価格に関しても2GBモデルの方が199ドル(約2万4千円)に設定されることが明かされた一方で、4GBモデルの販売価格に関しては続報を待たざるを得ない状況です。

ZenFone Zoom

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そしてこちらが、今回サプライズ的に発表された「ZenFone Zoom」。最大3倍の光学ズーム機能を実装している点が、その最大の特徴として挙げられます。また、搭載される10枚のレンズの力を借りることで、最大12倍のデジタルズームにも対応するほか、当然のようにPixelMasterテクノロジーが採用されている模様。

このZenFone Zoom、その外観に反さずカメラ性能にかなり力が注がれている端末となっており、「レーザーAF」による高速かつ精確なAFや、光学手ぶれ補正(OIS)によるブレの少ない精細な画像の撮影を実現しているとのことです。さらには、完全なマニュアル撮影モードも実装されており、デジタルカメラさながらの詳細な設定の調整を実現していることも明らかにされました。

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また、スペックに関しても概ねZenFone 2と同等に仕上げられている一方で、搭載するSoCに関してはその詳細は明かされませんでした。従来のZenFoneシリーズ同様に米Intel製のチップを搭載するのか、それとも英ARM製のチップを採用するのか。残念ながら、現状それすらも判然としません。

なお、ZenFon Zoomは399ドル(約4万8千円)で、やはり同じく2015年第2四半期中にも発売開始となる見込みです。

さて、ついに新型ZenFoneシリーズが正式に発表されるところとなった訳ですが、これまでの情報で散々指摘されていた「デュアルカメラ搭載端末」は、どうなってしまったのでしょうか。CES 2015の開催期間中に改めて正式発表されるのか、それともまた別の機会までおあずけか。そもそもそんなものは存在していない可能性すら考えられる辺り、まだまだASUSの動向から目を離すことはできそうにありません。

[Android Authority / GSMArena / ASUS]

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