軍用グレードの暗号化機能搭載ファブレットBOSS Phone、出資キャンペーン開催中

9日(現地時間)、海外メディアGSMArenaが伝えるところによると、クラウドファンディングサイトIndiegogo上にて、セキュリティ性能に特化したAndroidファブレット「BOSS Phone」の出資キャンペーンが開催中とのことです。

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このBOSS Phone、一時期は米国海軍調査研究所によって開発・支援がされていたこともあるオープンソースなセキュリティソリューション「Tor」(トーア)がOSレベルで組み込まれている点をその最大の特徴としています(Tor(The Onion Router)については、「こちら」をご参照ください)。

OSレベルでTorを実装したことにより、端末上で行われる音声通話を含む全ての通信には、軍用グレードレベルの強固な暗号化処理が施されることになります。なお、このBOSS Phoneは、オープンソースなセキュリティソフトウェアやOSの開発のエキスパート団体であるThe Guardian Projectからの全面的な認証を受けることになる見込みとのこと。さて以下、このBOSS Phoneの主なスペックになります。

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OS Android 5.0 Lollipop
ディスプレイ 7.0インチ WUXGA(1920×1200)ディスプレイ
SoC MediaTek オクタコア MT 6592
GPU Mali-450
RAM 非公開
内蔵メモリ 16GB
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリー 3,000mAh
ネットワーク 4G LTE通信 対応
その他 デュアルSIM 対応

16:10という珍しいアスペクト比の7.0インチディスプレイを搭載しつつも「Phone」と名乗る辺り、一応はタブレットでなはくファブレットに分類されることになる模様です。なお、記事執筆現在、329ドル(約3万9千円)の出資を行うことで入手する権利を得ることができます。

またキャンペーンの終了日は3月2日、目標金額は15万ドル(約1783万円)に設定されており、現時点では約1万8千ドル(約214万円)を集めることに成功しています。ちなみに、GSMArenaが伝えるところによると、全てが計画通りに進行した場合、このBOSS Phoneは今年の10月頃に出荷が開始されることになる見込みとのことです。

ここ最近、セキュリティ性能やセキュリティ機能といった言葉が、ガジェット界隈でも強力な宣伝文句として謳われる機会が増えてきたように思います。このBOSS Phoneもそんな流れに追従するような形で生み出された製品と言えるかもしれません。

さておき、個人的にはAndroid 5.0 LollipopでOSレベルで実装された暗号化機能と同じくOSレベルで組み込まれたTorが、果たして強調動作するのか、それともLollipopの方は無効化されてしまうのか。どのような形で暗号化機能同士が共存を果たす事になるのか、その点が気になるところです。

[GSMArena / Indiegogo]

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