米E Ink、カラー表示可能な電子ペーパー「Prism」を正式発表

電子ペーパー。この言葉を聞いてほとんどの人が、白色と黒色しか表現できないモノクロなディスプレイを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし今回、米E Inkはその固定観念を覆す新たな電子ペーパー技術「Prism」をCES 2015にて正式に発表しました。

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今回、E Inkによって発表されたこのPrismは、世界初となる ”色の変化を表現できる特殊なフィルター” が組み込まれた電子ペーパー技術となります。なお、商業施設や空港などの「壁」への使用がその主な用途として想定されているとのこと。

また、このPrismはプログラムされたパターンに応じて自在に明滅させることや、センサーと組み合わせることで周囲に存在する人間に対してインタラクティブに反応することを可能にしているそうです。これにより、簡単な操作やジェスチャーコントロールで、Prism上での画像の静的な表示と動的な表示とを切り替えることも可能にしたことが強調されました。なお、その優れた消費電力の低さは健在だそうです。

また、まずサードパーティに対して提供が開始され、施設の壁や看板、家具などの調度品への採用が見込まれているとのこと。

一般消費者にはあまり直接関係のなさそうに思えるPrismですが、この技術を改善・応用したカラー表示対応の「Kindle」シリーズなどの電子書籍リーダーやスマートウォッチなどが、いずれ登場しないとも限りません。E Inkの今後の更なる開発に期待です。

[Neowin]

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