蜘蛛をモチーフにしたドレス型ウェアラブルデバイス、Smart Spider Dress登場

ウェアラブルデバイス。これからのガジェット界隈における強力なトレンドの一つとして注目を集めるその分野に、新たな ”モンスター” が送り込まれることとなりました。その名は、「Smart Spider Dress」。米Intelとデザイナーであるアヌーク・ヴィップハイヒト氏とのコラボレーションによって実験的に生み出された、ドレス型のウェアラブルデバイスです。

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装着した者に、RPGのラスボスのような風格を与えかねないこの奇抜なデザインのデバイスには、Intelの誇るウェアラブルデバイス向けの「Edison」モジュールが採用されています。また、複雑な動きを実現するこのドレスには、各種モジュールや機械類が組み込まれており、その製造には3Dプリンタが利用されているとのことです。

さて、そもそも一体どのようなデバイスなのか。海外メディアPocket-lintが伝えるところによると、このドレスは装着者の身体的な状態の変化を読み取り、それに応じて両肩部に搭載された ”クモの脚” を動作させることを実現しているそうです。

ドレス内部に搭載されたセンサーの力によって、人間の挙動を12パターンまで認識・判別することほか、装着者の周囲約7メートル(23フィート)までの空間を感知することを可能にしているとのこと。これにより、例えば息を荒げるようなペースで走っている際には、クモの脚の挙動も釣られて激しくなったり、穏やかに呼吸をしながら歩いている場合には、クモの脚も緩やかな動きになったりすることに。

今回発表されたSmart Spider Dressは、あくまでも「新たなコンセプトの提示」のニュアンスが強いように感じられますが、この ”装着者の状態に応じて、外観が目に見える形で変化する” というのは、実は中々に実用性の高い機能なのではないかと、個人的には考えています。

例えば小型のアクセサリなどの形で、自分でも気付かぬ体調の変化を目に見える形で確認したり、持病を抱える人の健康管理を補助したりすることも可能になるのではないでしょうか。今よりも身体的な変化をずっと繊細かつ的確に感じ取れるようになれば、そんな未来もありえるかもしれません。

[Pocket-lint]

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