韓国サムスンより、近日中にもインドにて正式発表される見込みのSamsung Z1。同社としても、また世界としても初となるTizen OS搭載スマートフォンにおいて、Android OS用アプリを動作させることが可能になる見込みであることが、今回Android Authorityによって伝えられるところとなりました。

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以前リークされた「Samsung Z1」の実機画像

単に、Tizen OS上でのAndroidアプリの実行と言っても、Tizen OSがAndroidアプリにOSレベルで対応しているという訳ではなく、あくまで米OpenMobileの提供するApplication Compatibility Layer(ACL)アプリの力によって実現するものとなります。

ちなみにこのACLは、非Androidデバイス上でのAndroidアプリの動作を可能にするアプリです。また、Samsung Z1の発売開始と同時に、Tizen OS専用のアプリストア上からこのACLを入手することができるようになる見込みとのことです。

ACLの力を借りてSamsung Z1上で動作する、Android向け「WhatsApp」アプリ

なお、現時点でこのACLを通じて利用することが可能なAndroidアプリの数はせいぜい数千個とのことですが、今後のサムスンの動向次第ではその数は大きく変動することになるかもしれません。

今回ACLを導入したことにより、サムスン製のTizenスマホの売れ行きにどれだけの影響を及ぼすことになるのか。一方で、Androidアプリを利用したいなら素直にAndroidスマホを使用するのが一番良いと思われますので、「専用アプリ」をどれだけ迅速に充実させることができるかが、Samsung Z1の商業的な成否を分けることとなりそうです。

[Android Authority]