Neowinは28日(現地時間)、YouTubeが、動画プレイヤーのデフォルト再生設定を、従来のFlashからHTML 5に変更したと伝えています。

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今回のアップデートにより、Webブラウザ上でYoutubeの動画を再生する際には、自動でHTML5による再生が行われるようになりました。現時点では、Internet Explorer 11、Chrome、Safari 8、ベータ版のFirefoxが対応ブラウザとなっています。

ABR(Adaptive Bitrate)への対応

今回、従来のHTML5に課せられていた課題の一つである「Adaptive Bitrate(アダプティブ・ビットレート, ABR)」再生にも対応しました。通信回線の状態に応じて適切な解像度やビットレートへシームレスに変更できるようになったことで、バッファリング時間を全体としては50%、特に混雑した回線においては最大80%も削減することに成功しているとのこと。

VP9コーデックへの対応

新たに「VP9」コーデックに対応したことで、従来比で平均35%ものファイルサイズを削減。これにより、より多くのユーザーが、4Kビデオや60fpsのHDビデオなどの ”重い” コンテンツへとアクセスすることを可能にしています。

暗号化関連機能の強化

従来のFlashやSiliverlightなどが、別個に独立した他の暗号化技術と密接に結び付けられているのに対し、この新プレイヤーにおいては、様々なプラットフォーム上での動作や、様々な暗号化技術への対応を実現。従来よりもスムースで高速な動画再生を実現したとのこと。

WebRTC(Web Real-Time Communication)への対応

WebRTCをサポートしたことで、別途プラグインを導入すことなく、Webブラウザ内でGoogle Hangoutを利用したビデオチャットを行うことが可能になりました。

4K解像度対応のフルスクリーン表示の実現

フルスクリーン表示に関する新APIを実装したことにより、4K解像度を完全にサポートしたフルスクリーン表示を実行することが可能に。なお、UIは標準HTMLに準拠します。

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そのほか、HTML5のvideoタグをデフォルトとしたことにより、従来的なobjectタグを使った動画の埋め込みやFlashの各種APIは ”old style” として扱われ、使用が「非推奨」となります。開発チームは、代わりにiframeタグの使用を推奨しています。

[YouTube Engineering and Developers Blog via Neowin ]