Phone Arenaは18日(現地時間)、韓国サムスンが「eMMC 5.1」に準拠するモバイルデバイス向けの新型フラッシュストレージを正式に発表したことを伝えています。

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サムスンの発表によると、この最新チップには16GB、32GB、64GBの3モデルが用意され、従来のモバイル向けフラッシュストレージから大幅な性能向上を実現しているとのこと。なお、シーケンシャル読み込みと書き込みにおける性能は、それぞれ「250MB/s」と「125MB/s」に達することも明らかにされました。

また、ランダム読み込みと書き込みにおいては「11,000IOPS」と「13,000IOPS」という高速な情報のやり取りを実現していますが、これは一般的な外部microSDカードと比較して、前者では約7倍、後者においては約26倍も高速な値となります。(IOPSについて詳しくは「こちら」

さらに、CPUが処理をしやすいように、”入力された命令(コマンド)を並べ替える機能” である「コマンドキューイング」にも新たに対応したことで、マルチタスク性能の向上を実現しました。

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※注:イメージ図。今回発表されたチップではありません

また、実に興味深いことに、”既にいくつかのスマートフォンやタブレットのOEM向けに、出荷準備が整いつつある” とのこと。発表された時期などを鑑みるに、3月1日に正式発表が迫る「Galaxy S6」や「Galaxy S6 Edge」へ搭載される可能性にも、俄然期待が高まります。

個人的には、サムスンの次世代フラッグシップモデル群には、昨年11月にその存在が噂された「UFS 2.0」準拠のフラッシュメモリ(過去記事)の実装を期待していたのですが、どうやら実現はまだ幾分か先のことになりそうです。

[Samsung via Phone Arena]