ソニー、肌解析システムを製品化へ

ソニーは本日、肌解析システム「BeautyExplore」の運用を今年3月から開始することを発表しました。

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肌測定器「Skin View Camera」

BeautyExploreは、測定器である「Skin View Camera」と本システム専用タブレット端末にインストールされた肌解析アプリケーション「Skin Analyzer」、そしてソニーが開発した肌解析技術「SSKEP」を軸に構成され、さらにスマートフォンアプリとして「Skin Viewer」が準備されます。

従来までの肌解析端末では、高価で大型であった業務用から安価かつ小型の家庭用まで性能や構成に幅があったものを、装置として小型測定器と専用タブレットのみというシンプルな構成へ変更。さらに、解析システム「SSKEP」もクラウドサーバへと応用することで高い精度での肌情報の解析を可能にし、美容専門サービスとしても十分な測定項目をカバー、そして高精度を実現しました。

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BeautyExploreでは、Skin View Cameraを用いて読み取った肌の情報をクラウドサーバ上に置かれたSSKEPに送って解析、そして結果をSkin Analyzerへと返す、といったプロセスとなっています。Skin View Cameraには新規開発された光学モジュールが搭載され、SSKEPではSkin View Cameraによって得られたデータから肌のキメ細かさから、毛穴の状態・色み・油分・水分など、肌の状態を広く解析することが可能です。

また、スマーフォン向けアプリケーションSkin Viewerでは、美容サロン等で解析されたデータを個人で客観的に閲覧することが可能となります。

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画像は「Skin Analyzer」による解析結果表示画面

実はソニー、2012年にCMOSイメージセンサを応用した肌解析技術(SSKEP)を既に発表しており、イメージセンサやそれに関連する画像解析技術をカメラ用途だけでなく、幅広い用途への応用を模索していました。今回のBeautyExploreでは、その試みを美容分野へ拡張させた結果となります。

近年では、ヘッドマウントディスプレイの医療分野への活用など、ソニーが持つ半導体技術や画像解析技術の医療分野への応用を進めてきました。その一環として、2013年にはオリンパスとともに、主に内視鏡分野での技術提携を目指した「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ」株式会社を立ち上げています。

今回のBeautyExploreは必ずしも “医療用” とは言いきれませんが、ソニーが持つCMOS半導体技術や画像解析技術のさらなる拡張、そして近年のトレンドとなりつつあるクラウドサービスとの連携強化に期待したいところです。

なお、このBeautyExploreは提供内容によって増減はあるものの、機材のリース料・クラウドソリューション使用料込で月額1万5000円~2万円(税抜き)でのサービス提供を予定しています。

[ソニー]

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