アップル、12インチRetinaディスプレイ搭載「MacBook」を正式発表

米アップルは9日(現地時間)、同社史上、最も薄くて軽いノートPC「MacBook」を正式に発表しました。

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3色のカラーバリエーションを用意

今回新たに発表されたMacBookは、これまで「12インチMadBook Air」として情報が伝えられていた製品となります。アップルが ”ゼロから再発明した” と謳うだけあって、従来のMacBookから革新的な変化を遂げています。

ディスプレイ

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搭載される12インチ「Retina」ディスプレイは、「2304×1440」(画面アスペクト比16:10)という他にあまり類を見ない解像度を採用するほか、省電力性能においても改善が図られています。

薄さわずか「0.88mm」という極薄パネルの開口率を向上させることで、従来のRetinaディスプレイよりも30%の電力効率を改善しつつも、従来と同等の輝度を実現しました。

超軽量・超薄型ボディ

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すべての要素をゼロから見直すことによって、薄さは13.1mm、本体重量については920gと、従来のMacBookシリーズとは一線を画す薄型軽量化を図ることに成功しています。

新設計のキーボード

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従来のノートPCのほとんどに搭載される「シザー構造」を廃止し、新たに開発した「バタフライ構造」を採用。アップルの上級副社長であるフィル・シラー氏によると、前者と比較して4倍も安定した入力性を実現しているとのこと。

また、キーボードの一つ一つのキー自体を「17%」大型化しつつも、「40%」の薄型化を達成しています。

より高度で柔軟な機能性を獲得したトラックパッド

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新たに「Taptic Engine」という触覚フィードバック機構を新たに実装したことで、トラックパッドの薄型化を図りつつも、これまでと変わらない ”クリック感” を再現することに成功しているとのこと。

また、「Apple Watch」にも搭載される3D感圧機能「Force Touch」を実装。これにより、”タッチの強弱や長短を判別する” ことが可能となり、これまで以上に高度な機能性が実現されました。

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一例としては、強めにクリックし続けることでFinderでファイルを検索したり、徐々に圧力を加えることで、地図の特定のポイントを拡大表示する速度を変更したり、手書き入力の際には筆圧に応じた線の太さに自動で調整したり、などが挙げられます。

進化したバッテリー構造

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従来のバッテリーにおいては、長方形の一枚板のような形状のバッテリーを搭載していましたが、新たに何枚ものバッテリーを重ねて形成する「レイヤー構造」のバッテリーを発明。これにより、本体内部のスペースを余すことなく利用できるようになり、従来品よりも「35%」も多いバッテリー容量を実現することに成功しています。

なお、ウェブブラウジングで「最大9時間」、iTunesでのビデオ再生時では「最大10時間」のバッテリーライフを実現している模様。

CPUと各種メモリ類

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米Intelの第5世代Coreファミリー「Broadwell」をベースに開発された、超省電力CPU「Core M」シリーズのチップを搭載。詳細なモデルナンバーなどは開示されていませんが、カスタマイズにより標準構成時には「1.1GHz駆動(ブースト時:2.4GHz)」、最大構成時には「1.3GHz駆動(ブースト時:2.9GHz)」のチップを搭載することができます。

またメインメモリには「8GB LPDDR3メモリ」(1,600MHz駆動)を採用するほか、最大で512GBのSSDメモリを内蔵させることも可能に。

極限まで単純化された接続性

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この新しいMacBookには「Type-C」(リバーシブル)構造を採用する専用接続ポートが、唯一の外部機器との接続用ポートとして与えられています。「USB 3.1」に準拠しているため、100Wの給電機能や10Gbpsという外部接続機器との高速なデータ転送を可能にするほか、HDMI、VGA、Mini DisplayPort接続によるビデオ出力にも対応。まさに ”オールインワン” な接続性を実現しているとのこと。

ただし、Type-C構造ではないUSBデバイスやケーブル、MiniではないDiplayportケーブルを接続する際などには、別途で変換アダプタが必要になります。

強化されたワイヤレス接続機能

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新MacBookにおいては、ワイヤレス接続に関する機能性が大幅に強化されています。iCloudとの連携はもちろんのこと、「AirDrop」を利用してiOSデバイスとのデータ共有をスムースに行えるようになったほか、「AirPlay」を利用してApple TVを経由させることでPC内の写真や映像などをテレビ上で再生することを可能にしています。

価格と入手時期

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最小構成時で、「14万8,800円」(税別)から。なお、発売開始の時期に関しては「間もなく登場」と公式Webサイト上に表示されており、近日中にも販売が開始される見込みです。

[Apple / PCWorld]

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