富士通の虹彩認証システム「iris」の、実機デモ映像が公開される

Phone Arenaは4日(現地時間)、数日前に富士通が正式発表した「虹彩認証システム」が、MWC 2015の会場内に展示されていたデモ機の上で動作する様子を捉えた映像を公開しています。

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赤外線LED照明と赤外線カメラを用いて、瞬時に虹彩を読み取り認証する

富士通によって新開発された生体認証システムの正式名称は、「iris」。展示されたデモ機においては、外部アクセサリーのように装着する形にて実装されていますが、実際に製品に搭載される際には、フロントカメラ周辺部にすっぽりと収められる見込みです。また、コンタクトレンズ(カラーは除く)や眼鏡を装着していても、虹彩認証には支障がないとのこと。

なお、2015年内にも製品版を登場させる計画であることが、正式に明らかにされています。

そしてこちらが、今回Phone Arenaによって撮影された映像。利用開始前の初期設定にこそ少々時間を食われてはいるものの、設定が完了して以降は極めてスムーズかつ高速な虹彩認証によるロック解除が行われている様子が印象的です。

端末のロック解除以外にも、Webサイトやアプリなどへのログイン時や、クレジットカードなどを用いた支払い決済時など、より厳重な個人情報の保護が求められる作業の際にも、より簡単でより安全に本人認証を実行することが可能になりそうです。

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irisの仕組みの解説図

今やモバイルデバイスにおけるセキュリティソリューションの主流となりつつある「指紋認証」ですが、読み取りの精度や信頼性などにおいて、いくつもの課題が残されているのが現状。仮に今後、この類の虹彩認証システムが広く普及する準備が整ったならば、生体認証システムにおける勢力図が一気に塗り替えられることになるかもしれません。

[Phone Arena / 富士通]

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