Qualcomm、次世代SoC「Snapdragon 820」と機械学習プラットフォーム「Zeroth」の概要を発表

米Qualcommは2日(現地時間)、次世代CPUアーキテクチャを採用する新型SoC「Snapdragon 820」と、新開発の機械学習機能「Zeroth」に関する概要を、MWC 2015の会場内で開催されたプレスカンファレンスにて発表しました。

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Snapdragon 820の最大の特徴は、「Kryo」と名付けられた最新のQualcomm独自設計の64-bit CPUコアが採用される点にあります。同じく独自設計であった「Krait」コアの性能と完成度の高さを鑑みるに、Kryoにも同様の期待を寄せても良さそうに思えます。

しかし残念ながら、今回の発表においてはその詳細についてはほとんど開示されませんでした。ただし、Qualcommが明らかにしたところによると、2015年下半期中にもサンプル出荷が開始される計画とのことです。

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また、その製造には ”FinFETプロセスが使用される” と曖昧に表現されるにとどまり、台湾TSMCの「16nm FinFETプロセス」と韓国サムスン(米Global Foundries)の「14nm FinFETプロセス」のどちらが採用されるかは判然としません。

なお今回、Qualcommは次世代CPUにおいて実装される新機能「Zeroth」についても発表されました。この新開発の機械学習機能は主にカメラ撮影に活用されるとのことで、”撮影する対象を自動で判別して最適な画質設定の変更を施す” ことを可能にします。

また、Zerothは使用する回を重ねるごとに、徐々にその精度を高めていくとのこと(機械学習については「こちら」)。

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撮影対象が ”何であるのか” を自動で解析・判別

新たにまた一つ、非常に楽しみな存在が登場することになりました。サンプル出荷が開始される時期を鑑みるに、実際にこのSoCを搭載する製品が登場するのは、早くとも今年末ごろといったところでしょうか。

[Pocket-lint]

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