サムスン、Qualcommの次世代SoCに14nm FinFETプロセスを提供か

Phone Arenaは20日(現地時間)、韓国サムスンは、米アップルの次世代SoC「A9/A9X」プロセッサの製造における半導体提供のシェアを落とす代わりに、米Qualcommの次世代SoCにおけるシェアを増大させる、との予測を伝えています。

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今回の予測は、米国の調査会社「Bernstein Research」のアナリストであるマーク・リー氏によって明らかにされたもの。リー氏が指摘するところによると、サムスンの提供する14nm FinFETプロセスは歩留まりが高くなく、それを受けてアップルはA9シリーズのチップ製造におけるTSMCの比重を大きくすることを決定したとのことです。

元来サムスンはA9プロセッサを独占的に製造する予定だったものの、今回の決定により、全体の生産量のうちおよそ「40%」をTSMCに奪われる形になる見込み。一方でTSMCは、A9Xプロセッサを独占的に製造するため、A9シリーズ全体の製造シェアはおよそ「70%」にも達することになる模様です。

なお、同様の情報は既に先日、大和証券に属する2人のアナリストによっても指摘されています(過去記事)。

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一方でQualcommは、TSMCの20nmプロセスに苦しめられたためか、次世代SoCの製造においては半導体の供給元をサムスンへと切り替えることを決定したと指摘。被った損失を補填する存在としては十分であり、サムスンとしてはまさに ”渡りに船” と言ったところでしょうか。

あくまで少数名のアナリストからもたらされた予測ではありますが、いずれにしても2015年以降の半導体製造業界におけるサムスンの存在感がより一層強まる可能性はありそうです。

[Phone Arena]

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