9to5Macは24日(現地時間)、発売を迎えたApple Watchの内部に「パルスオキシメーター」が搭載されていることが、iFixitによる分解の結果判明したと伝えています。

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これまでにも無数のデバイスを分解してきたことで知られるiFixitですが、今回さっそく発売されたばかりのApple Watchを分解。その結果、現時点では機能が無効化されているものの、パルスオキシメーターの搭載が確認されたとのことです。パルスオキシメーターとは、赤外線の吸収量を測定することで血中酸素飽和度を計測すると同時に、脈拍数の測定も可能にする医療機器となります。

なお、iFixitは機能が無効化されている理由として、2つの可能性を指摘しています。1つは、現時点ではまだ信頼性に足る精確な測定精度に達していない可能性。もう1つは、食品添加物の検査・取り締まりや、医薬品の認可などを担う米FDA(食品医薬品局)からの認可が下されるのを待っている可能性。

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医療研究用プラットフォーム「ResearchKit」

もしも後者の理由なのであれば、認可が下り次第すぐにでもソフトウェアアップデートにより機能が実装されることにも期待できますが、前者の理由だとすれば、実装は最悪の場合後継モデルの登場を待つ必要が出てくるかもしれません。

しかしながら、精度が足りず機能を有効化できない可能性が高い部品を、製造コストを増大させてまで敢えて搭載させるものでしょうか。また、既に先月には、”iPhoneを医療補助器具として利用できるようにする為の医療研究用プラットフォーム” として「ResearchKit」が本格的な始動を迎えており(過去記事)、そのプラットフォーム上においてはApple Watchも重要な役割を担うことになる見込みです。

それらを加味して考えると、後者の理由であるような気もしてきますが、現時点では何の根拠もないただの憶測に過ぎません。続報に期待です。

[9to5Mac]