シャープ、液晶事業の分社化を検討中か

Reutersは5日(現地時間)、シャープ株式会社が、同社の保有するスマートフォンやタブレット向けの液晶事業の分社化を検討していることが明らかになったことを報じています。

A woman walks past the Sharp Corp's Logo at a train station in Tokyo

報じられるところによると、今会計年度末(2016年3月)までに分社化が実施され、その後は産業革新機構(INCJ)により分社に対して100億円の出資が行われる見込みとのこと(産業革新機構に関しては「こちら」)。また、シャープの筆頭出資者となるみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は、抜本的な経営改革の実施と損失を生み出している部門の切り離しを、同社に対して改めて要求している模様。

なお、この件についてシャープは、液晶事業に関しては現在多様な選択肢が検討されており、現時点では最終的な決定はまだ下されていないとする声明を発表しています。また、5月中にも具体的な ”立て直し策” を明らかにすることを約束する一方で、噂される ”液晶事業売却” の可能性を明確に否定しています

これまでにも、ジャパンディスプレイ(JDI)や中国企業などの台頭の煽りを受けて苦境に立たされていることが伝えられていましたが、状況はかなりひっ迫しつつあるようです。起死回生を狙うシャープが次に打ち出すのは、どのような一手となるのか。続報に要注目です。

[Reuters via Phone Arena]

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