米アップルと米IBM、日本の高齢者に対する「独自アプリ搭載iPad」の提供計画を発表

Pocket-lintは1日(現地時間)、米アップルが米IBMとの協力の下に、日本の高齢者向けの独自アプリを搭載したiPadの提供を、2015年下半期中にも開始することを発表したことを伝えています。

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既にエンタープライズ分野向けの独自iOSアプリ群「IBM MobileFirst for iOS」の開発・提供においてタッグを組んでいる両者ですが(過去記事)、新たにヘルスケアの分野におけるパートナーシップの形成に至ることとなりました。

今回、高齢者にも利用しやすいようなカスタマイズを施した ”iPad用アプリ群” をインストールした特別なiPadの提供が計画されており、日本郵政グループに属する生命保険会社であるかんぽ生命保険の協力の下、2015年下半期中にも国内で試験的なサービス運用が開始され、2020年までに「500万人」の利用者を獲得する狙いとされています。

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航空機パイロット向けに提供される「IBM MobileFirst for iOS」アプリ

なお、提供されるアプリは「患者の健康状態の観察」、「患者への服薬・受診予定の通知」、「在宅医療サービスとの連携」という主に3つの目的に照準を合わせた内容のものになるとのこと。また、日本が最初のテストケースとして選ばれた一方で、既に世界中の高齢化問題に直面している国々への展開も視野に入れていることが示唆されました。

現時点ではアプリの内容もサービスの概要も判然としませんが、おそらくは同じく医療分野への応用が期待されている「Apple Watch」との連携も果たされることになるものと思われます。そして、はたして目論見どおりにこの新サービスは根付くのか。かんぽ生命保険の手腕が大きく問われることになりそうです。

[Pocket-lint]

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