QualcommとHuawei、「4G LTE Cat.11」の最終仕様策定を完了

GizChinaは22日(現地時間)、米Qulacommと中国Huaweiとが共同で、最新のLTE通信規格となる「カテゴリー11」(4G LTE Cat.11)の最終仕様策定を完了させたことを伝えています。

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このカテゴリー11における最大通信速度(理論値)は、受信時「最大600Mbps」。現時点での最新規格となる「カテゴリー10」(4G LTE Cat.10)の通信速度(理論値)は受信時「最大450Mbps」であり、理論上の最高通信速度を大きく向上させるものとなりました。

この通信速度を実現するにあたっては、3つの異なる周波数の通信帯域を1つにまとめる「トライ(3波)キャリアアグリゲーション」の利用が必須とされており、通信インフラが充実している国でのみ利用が可能となる見込みです。

また、カテゴリー11の大きな特徴として、電波の変調方式に新たに「256-QAM」(256-Quadrature Amplitude Modulation)を採用している点が挙げられます。従来利用されていた「16-QAM」や「64-QAM」よりも、信号干渉を低減させ全体の通信速度の向上・安定を実現させることが可能となるとのこと。

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現在「LTE Cat.9」に対応する「Snapdragon 810」

なお、対応するチップを搭載した製品は、2016年内にも登場する見込みであることも明らかにされており、既に同じく来年中の登場が予告されているQualcommの次世代SoC「Snapdragon 820」において対応を果たすことに期待して良さそうに思われます。

しかし率直な感想としては、「理論値」よりも「実効値」を大きく引き上げてくれた方がいち消費者としてはありがたい限りなのですが、理論値の向上に引っ張られるような形で国内における実行値もじわじわと向上していることを思うと、国内キャリアもなるべく早くこのカテゴリー11をサポートしてくれることを願うばかりです。

[GizChina(翻訳) via WCCFtech]

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