エリクソン、「5G」通信の屋外テストに成功 ―最大実効値「2.5Gbps」達成

Neowinは1日(現地時間)、スウェーデンの通信機器メーカーであるエリクソンが、次世代通信規格「5G」(第5世代移動通信システム)の屋外通信テストに成功したことを伝えています。

記事7.2

今回のテストにおいて、エリクソンは5G世代の新技術として、「Multipoint Connectivity with Distributed MIMO」を導入。この技術を端的に説明すると、”複数の異なる電波塔(基地局)と同時に通信接続を行い、複数のデータストリームを同時に送受信可能にすることで、従来以上の通信速度と通信品質を実現するMIMO(マイモ)技術” となります。(MIMOについて詳しくは「こちら」

これまでにも、エリクソンの研究施設内での屋内通信テストが行われてきましたが、屋外という実際の利用環境に近い環境下での通信テストは今回が初となります。

なお、5G通信の規格上の理論上の最大通信速度は「10Gbps(約1.25GB/s)」という圧倒的な値となりますが、今回のテストでは、”実効値として” 最大でおよそ「2.5Gbps(約312MB/s)」を達成。以下は、その様子を捉えた映像になります(※2分55秒~)。

エリクソンによれば、この新技術においては「1ms」以下という非常に優れたレイテンシ(遅延時間)に加え、現行の通信技術よりも遥かに優れたエネルギー効率を実現するとのこと。

普及するのが非常に心待ちにされる5G世代の通信システムですが、残念ながら今回実施されたテストはあくまでも ”実際に技術が利用可能であることを証明する” ための実演デモのようなもの。そのため、実際に運用が開始されることになるのは、まだだいぶ先のこととなる見通しです。

[Ericsson via Neowin]

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