マイクロソフト、新たに「Ask Toolbar」をマルウェア認定へ ―ただし旧バージョンのみ

The Registerは12日(現地時間)、米マイクロソフトのセキュリティ評価基準が変更され、新たに「Ask Toolbar」を ”マルウェア” と認識するようになったと伝えています。

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Ask Toolbarは、Javaのインストーラーを中心に、フリーソフトウェアをダウンロードしたりWeb広告をクリックした際などに、自動的あるいは不注意で「相乗り」インストールされることが多い検索ツールバーの一つとして知られています。

このAsk Toolbarは、インストールされた時点でPC内に10個のファイルと10個のフォルダーを自動で生成。さらに、利用中のWebブラウザの設定を強制的に上書きする形でデフォルトの検索ツールバーとして設定され、使用する検索エンジンなどの諸々の設定を変更させてしまいます。

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下の四角内のチェックを外さないと、自動的にAsk Toolbarがインストールされてしまう

今回、マイクロソフトによってセキュリティ評価基準が変更され、Ask Toolbarがその新基準に抵触することとなりました。このツールバーが直接的にセキュリティリスクを増大させたりする訳ではありませんが、前述のようなインストール方式が悪質であると認定され、「Windows Defender」や「Microsoft Security Essential」などのセキュリティシステムによって検知され次第、自動削除されることとなりました。

ただし、マルウェアに認定されたのは ”古いバージョンのAsk Toolbar” のみ。開発元のASKによると、最新バージョンのAsk Toolbarはマイクロソフトの新たなセキュリティ基準を満たしているため、規制の対象には当たらないとのことです。そのため今回の変更の影響を被るAsk Toolbarユーザーの数は、全体の「1%」程度に過ぎない模様。

この類の問題は、別途セキュリティソフトをインストールすることで未然に防がれることも多いですが、OSレベルでセキュリティ性能が向上するに越したことはありません。「Windows 10」では、セキュリティにも強化が施される見通しですので、大いに期待したいところです。

[The Register via Neowin]

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