超高解像度・高視野角のVRヘッドセットをスウェーデンのゲーム会社が公開

PCWorldは13日(現地時間)、「Payday」シリーズの開発で知られるスウェーデンのゲーム会社Starbreeze Studiosが、新型VRヘッドセット「StarVR」を公開したと伝えています。

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Starbreeze Studiosが開催したE3のプレカンファレンスイベントで明らかにされたところによると、StarVRはパネル解像度「5120×1440」かつリフレッシュレート「90Hz」という、他の競合製品を圧倒的に上回る高解像度ディスプレイを搭載している上に、視野角は「210°」にも達するとのこと。

なお、直接の競合となる米Oculus VRの「Oculus Rift」は、「2160×1200」解像度のパネルを採用しており、実現される視野角は「110°」になるものと伝えられています。

もし事実だとするならば強力な伏兵の登場に驚くところですが、し一方で、PCWorldはこの発表に対して懐疑的な姿勢。まず第一に、会場で実施された体験デモに参加した記者から、デモ映像に「ピクセル化」と「スクリーンドア(網戸)効果」が顕著に確認されたとの指摘があったとのことです。

どちらもディスプレイの解像度が低い場合に発生しやすい現象ですが、StarVRよりも低解像度のパネルを搭載しているはずのOculus Riftや「HTC Valve」を装用した際にはそのような現象の発生は確認できなかった、と記者は指摘しています。

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また、第二に、謳われるような高解像度・高リフレッシュレートの映像を実際に描写するには、”PC側の負荷が大きすぎる” と主張。たしかに「4K」に迫る解像度の映像を「90fps」というフレームレートで描写するには、現時点においては相当に高性能なマシンスペックが要求されることは間違いありません。

しかしながら、一般的なPCスペックの水準からかけ離れてしまってはいるものの、「ごく一部の ”エンスージアスト層” に的を絞った製品として開発された」という可能性も考えられます。

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「StarVR」体験デモの様子

いずれにせよ、StarVRが非常に興味深い製品であることには違いありません。幸いにも、より詳細な発表が期待されるE3 2015の開幕まではあとわずか。続報に要注目です。

[PCWorld / GameInformer]

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