AMD、一部パートナーに「Radeon R9 Nano」の出荷を開始か

KitGuruは23日(現地時間)、米AMDが一部のパートナーに対して、先日発表された最新のフラッグシップ級GPU「Radeon R9 Nano」の出荷を開始した模様と伝えています。

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Radeon R9 Nanoは、先月中旬に発表されたAMDの次世代フラッグシップGPUシリーズ「Radeon R9 Fury」シリーズ(過去記事)に属する製品となり、シリーズに共通する「HBM(High Bandwidth Memory)」の採用を除けば、その電力効率の高さを最大の特徴としています。

またGPUコアには、最上位モデル「Radeon R9 Fury X」と全く同じとなる「Fiji」ベースのコアを採用過去記事)。これは、ストリームプロセッサの一部が無効化もされていない ”完全版” のFijiコアとなる一方で、動作周波数に関してはFury Xの「1,050MHz」よりもある程度低く設定されている模様です。

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先日AMDが公開した「Radeon R9 Fury X」の詳細なスペックシート

さらには、最大TDP(熱設計電力)を「175W」と低めに抑えながらも、実質「250W」以上とも言われる高いTDPを誇る前世代フラッグシップモデル「R9 290X」よりも高い処理性能を実現する見込み。なお、詳細な販売価格については依然として不明なままですが、8月中にも販売開始される可能性が有力視されています。

わずか「6.0インチ(約15cm)」という従来のローエンドGPU製品並みのカード長でありながらも、フラッグシップ級の性能を誇る ”異色” のGPU。省電力性を追求したいユーザーやスモールフォームファクタ向けのGPU製品としてはある種理想的な存在とも言えるだけに、発売後は人気商品となりそうです。

[KitGuru]

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