Jolla、次世代OS「Sailfish 2.0」を発表…インドへの進出計画も明らかに

芬Jollaは16日(現地時間)、同社の手掛けるモバイルプラットフォーム向けOS「Sailfish」の最新バージョンとなる「Sailfish 2.0」を発表しました。

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Sailfish 2.0では、UIや機能性などを中心にOSとして多岐に渡る改善が施されており、全体的な安定性とパフォーマンスが大幅に強化されています。また、Sailfish OSの目玉でもある「Android向けアプリとの互換性」や「マルチタスク性能」も改善されています。

なお、Jollaによると、Sailfish 2.0は数週間以内にも「早期入手プログラム」の参加者に対して提供が開始され、その後速やかにすべてのSailfish OSデバイスに対しても提供されることになるとのことです。

また今回、インド市場第2位のスマートフォンメーカー「Intex Technologies」との間で、Jollaとして初となるハードウェア製造におけるパートナーシップを締結したことを発表し、今後も世界規模で同OSのライセンス提供を行っていく意志を改めて強調しました(過去記事)。

「Sailfish 2.0」のプロモーション映像

そのほか、JollaはSailfish 2.0のリファレンスプラットフォームとして、「Snapdragon 200」「Snapdragon 600」および「Snapdragon 800」を指定していることも明言。年内後半の登場が予告されたIntex Technologies製のSailfish OS端末にも、上記のどれかが採用されることになるかもしれません。

さらに今回、”インド市場のモバイルプラットフォームにおける新たなエコシステムの創出” という野心的な計画も明らかにされており、インド最大のインターネットサービス企業Times Internetおよびインド屈指のオンラインショッピング企業Snapdealとパートナーシップを形成し、同計画の成就を目指すとのことです。

先日、ハードウェア事業とソフトウェア事業とを分社化し、今後は後者に注力していくことを発表したJollaでしたが、その計画の第一歩目としてインドを選んだ模様。たしかに、世界屈指の成長市場を制することができれば、モバイルプラットフォームの勢力図に大きな変化をもたらすことも可能かもしれません。

過去にはロシア政府との密接な繋がりも報じられるJollaの動向には(過去記事)、今後も要注目です。

[Neowin]

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