HoloLensは「プロフェッショナル向け」の製品として開発 ―MSが明言

Neowinは15日(現地時間)、米マイクロソフトのCEOサティア・ナデラ氏によって、今後の「Microsoft HoloLens」の展望や計画が明らかにされたことを伝えています。

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ナデラ氏がZDNetとのインタビューの中で明らかにしたところによると、HoloLensはゲーム分野やエンターテインメント分野に代表される ”一般消費者(コンシューマー)” 向けの製品というよりも、むしろエンタープライズ分野やデザインや教育、医療および工学などの特定の専門分野を最大のターゲットに見据えた ”プロフェッショナル” 向けのデバイスとして開発されているとのこと。

なお、この戦略は単にHoloLensの経済的な成功を狙っただけのものではなく、多彩な分野の開発者をHoloLensプラットフォームに引き込むためのものでもあることを氏は明言。ただ、あくまで ”最優先ではない” というだけで、コンシューマー分野を切り捨てているという訳ではないようです。

さらに、HoloLens(とその後継モデル)を ”Windows 10で何ができるかを紹介するためのデバイス” と見なしているほか、VRヘッドセットの分野におけるシェアを独占し得るような ”万能デバイス” とは考えていない模様。

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現マイクロソフトCEO、サティア・ナデラ氏

そのほか、いずれ他メーカー製のWindows 10搭載型VRヘッドセットが登場し、それらのデバイスに対しても、マイクロソフトが開発を進める「ユニバーサルアプリ」群を提供する可能性も強調されており、今回のインタビューを通じてマイクロソフトのホログラフィック分野における戦略や姿勢が明示される形となりました。

なお今回、HoloLensの後継機が登場する可能性が暗に示唆されることとなりましたが、視野の問題(過去記事)に代表される改善が望まれる点については、将来の後継モデルに望みを託したいところです。

[ZDNet via Neowin]

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